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「くまもとストップ温暖化大賞」山東保育園・三原留美先生

今日の「ヒューマン・ラボ」は

「くまもとストップ温暖化大賞」に輝いた熊本市の山東保育園から

主任保育士の三原 留美先生にお話をうかがいました。

「山東保育園」は「くまもとストップ温暖化大賞」を受賞されたそうですが、

どんな賞なのですか?詳しく教えてください。

 熊本県の事業で、県民の地球温暖化防止に取り組む気運を盛り上げ、

環境配慮の取り組みを一層促進するために、地球温暖化防止のための

取り組みを広く募集し、今年度は大賞1団体、特別賞6団体が表彰を

受けました。

今回の受賞は、「山東保育園」のどのような活動が評価されたのでしょうか?

具体的にいくつか活動内容を教えて下さい。

 今回は、保育園を中心に、保護者の方や地域への発信も行いながら、

「子どもの発達にとって良い暮らしは、環境にとっても良い暮らしである」

「エコは良い子(え~こ)を育てる」という想いを持って活動していることが

評価されました。

具体的には、

・グリーンカーテンや遮光ネットを設置するなどの工夫をし、夏場に

エアコンを使わない暮らしの実践。→子どもの身体を作り、環境にも優しい。

・子ども達に「環境しつけ講座」の実施。

・保護者・職員への環境教育。

・山東e&co発電所の設置(市民共同発電所)

・市民発電所からの利益を使って、地域の方・保護者の希望者にゴーヤの苗、

ネット、プランターに無償配布してグリーンカーテンの設置を促進。

・旬産旬消の実施…できるだけ近くの食材を給食で使う。

園内にも畑あり→給食の残渣から生ゴミ堆肥や作り、土づくりを行なう

→ゴミの減量・元気な土づくり など。

「山東保育園」がこのような活動に取り組もうと思った「きっかけ」など

ありましたら、教えて下さい。

 環境活動が組織的に活発になったのは、2009年6月にESDキッズクラブに

よる「環境しつけ講座」を導入したことがきっかけですが、山東保育園では、

昔から「暮らし」を大切に日々の保育を行ってきました。子ども達にとって大切な

事は、毎日の暮らしの中で、自分の身体を動かし、考え、体験し、感じること。

電化製品や便利なものが溢れる今の世の中は、そんな子ども達の可能性を

奪ってしまうことも沢山あります。

 特別に環境に配慮した生活をしようというよりも、子ども達の成長、発達を

考えながら、地域の中で子どもたちが幸せに暮らしていくために何をしたら

よいのかを模索していたら、結果的に、子どもたちだけではなく環境にもよりよい

暮らしがあることに気付きました。

これまでに「活動」での苦労、やりがいなどあれば教えて下さい。

特に苦労は感じた事はありません。

やりがいは毎日、子ども達や保護者の方と保育園で関わる中で、たくさんの

喜びを共有できること。また、地域の方との出会いから、様々な生きる知恵や

工夫を伝承していただけること。

これまでの活動の中で最も印象深いエピソードをお願いします。

昨年、年長組み子ども達が歌を作りました。野菜作りを体験したことを通して、

子ども達から生まれた言葉で「こころをこめて」という曲ができました、子ども達が

実際に体験したことから生まれた言葉が心に響くいい歌になりました。自分達で

作った歌を歌うときの子ども達の自信に満ちた表情からパワーを感じました。

今後の活動やPRしたいことなどあれば教えてください。

「継続は力なり」で、これからも地道な活動を続ける予定です。

現在「エコは良い子(え~こ)を育てる」という子育て、環境、暮らしをテーマにした

本の出版の準備をしています。現在子育てまっただ中のお父さん、お母さん、

子どもに関わる仕事をされている方、学生さんなど、どなたでも楽しく読め、

ちょっとだけ暮らしを見つめながら、クスッと笑ってしまうような心温まる内容の本に

なっていますので、是非、お手にとっていただきますようお願いいたします。

 

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