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ゲストハウス「染物と宿の中島屋」・中島浩二さん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」
熊本市新町で、ゲストハウス「染物と宿の中島屋」を経営する中島浩二さんにお話をうかがいました。
リーズナブルな宿泊費もさることながら、追加料金で染物体験もできるというユニークな宿です。

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Q① お名前、肩書等を教えて下さい。
名前: 中島 浩二 (なかしま こうじ)
肩書: ゲストハウス オーナー 兼 染師

Q② 「染物と宿の中島屋」の基本情報を教えて下さい。
 〒860-0004 熊本市新町2丁目11-6
 ℡ 096-202-2020
 URL http://nakashimaya.ikidane.com/

Q③ 「染物と宿の中島屋」の概要を教えてください。
 オープン 平成22年2月    部屋数 大小合わせて7室
 宿泊料金 ドミトリー(相部屋)2500円  個室3000円
 システム 素泊まり
 特色 染物体験ができて、国内外のお客様に低予算で旅を楽しんでもらえるような宿

Q④ 中島さんがゲストハウスをオープンしようと思ったきっかけは何でしたか?
また、特色のあるゲストハウスにした理由は何故ですか?

 もともと、旅好きなのですが、家族ができてから自由に1人旅ができなくなってしまい、
 それなら、世界中から旅人の集まる宿にしてしまって、毎日を旅気分で楽しもうと言うことです。
 あと、私の生まれた家が染物工房のある家だったので、小さい頃から親しんでいた染物の
 楽しさも色々な方に体験していただけたらと思います。

Q⑤ 宿泊客の特色を教えてください。
 宿泊者数は年間約2000人ほど  利用者の約半数が海外からのお客様です。
 地域はヨーロッパからのお客様が多いです。ついで、アメリカや、近隣アジアなど。
 男女比も半々くらいです。 
 年齢層は20~30代がメインですが、海外からリタイヤ夫婦などの高齢の利用者も
 いらっしゃいます。(気持が若い方ばかりです)

Q⑥ 中島屋で宿泊者の方々はどのように過ごされていますか?宿泊者同士の交流など、ありますか?
 皆さん、家のように使っていただいています。基本的に共同スペースが多いので、
 キッチンで自炊したり、談話室で旅人同士でご飯を食べたり、
 情報交換やゲームや晩酌など自由に過ごされています。
 気が合えば、観光を一緒に行かれたりもされています。

Q⑦ 宿泊者同士、あるいは宿泊者と中島さんとの交流等で、印象的なエピソードを教えて下さい。
 中島屋で誕生日を迎えるお客さんが寝ているところに、寝起きサプライズで
 ケーキを他のお客さんが用意されていて、みんなでお祝いしたり、
 宿泊のお客さんのノリがよければ、そうめん流しや、スイカ割り、花火大会など楽しんでいます。 

Q⑧ 中島さんが心がけていること、また苦労ややりがいを感じるのはどんなところでしょうか?
 心がけていることは、海外などの遠方からのお客さんにとって、
 熊本は一生で1度しか来ない場所になる方も多いと思います。
 熊本で過ごす1日がその方に一生残る熊本の印象となってしまうので、
 少しでも楽しいいい思いでの場所になるように、とにかくどんなことでも相談に乗ります。
 苦労と言えば基本的にお客さんへの対応は24時間しているので、
 外へ自由に出かけられない。
 でも、中島屋の中では自由です(笑)
 やりがいを感じるのは、泊まったお客さんが旅をしながら、各地でオススメの宿として
 中島屋をクチコミしていただき、それを聞いた旅人が泊まりに来てくれた時。

Q⑨ 今後の予定、これからの夢などを教えて下さい。
 これは面白そうだ!と、思ったらとにかくやってみる感じなので、予定はわかりません。
 PRは特にはありませんが、海外からのお客さんは日本語がほとんどわからず、
 道によく迷います。困っていそうな人を見かけたら助けていただけると嬉しいです。

 夢は、中島屋で仲良くなった世界中の人を訪ねて旅をしたいです!

 

 

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