「僕達急行 A列車で行こう」
今日は、現在公開中の「僕達急行 A列車で行こう」
をご紹介しました。
この映画「僕達急行 A列車で行こう」は、去年12月に急逝した
森田芳光(もりた よしみつ)監督の遺作となる作品です。
「椿三十郎」「武士の家計簿」といった時代劇から、
「家族ゲーム」「そろばんずく」「失楽園」などの話題作、
コメディ、シリアスな人間ドラマ、サスペンスなど、様々なジャンルの映画を
独特のセンスで描き、発表してきた森田監督。
その遺作となったこの映画は、電車がテーマのハートフルコメディ。
実は森田監督は幼い頃から電車が好きで、10年以上前から構想を練っていたそうです。
大手企業に勤めるマイペースな小町(こまち)と、
傾きかけた鉄工所の2代目・小玉(こだま)は、
性格も考え方も違うものの、「鉄道」という共通の趣味を持つコンビ。
九州支社に転勤になった小町は、鉄道のおかげで順調に仕事を進めますが
恋のほうは2人とも思うようには行かず、悪戦苦闘。
そんな中、小町が苦戦していた交渉相手が意外なところで
つながっていることが判明し、2人はあることを企画します・・・。
主人公の小町と小玉を演じるのは、今をときめく人気俳優の、
松山ケンイチと瑛太(えいた)。
鉄道に情熱を傾ける愛すべきオタクを、爽やかに演じています。
そしてこの映画のもう1つの主役が、数々の鉄道たち!
東京と九州各地を合わせて、
劇中に登場する電車の数は合計20路線80モデルにも及びます。
実は九州は個性的な特別列車が多く、鉄道ファンの熱い視線を
浴びているんです。
また登場人物はすべて、特急の名前になっているなど、
森田監督の鉄道への愛が詰まった作品になっています。
小町や小玉と一緒に旅をしている気分を味わえる1本!
観終わった後には、鉄道に乗りたくなること間違いなしですよ!
今日ご紹介した映画「僕達急行 A列車で行こう」は、
■ TOHOシネマズ 光の森
■ TOHOシネマズ はません
■ TOHOシネマズ 宇城
■ シネプレックス熊本
■ ワーナーマイカル・シネマズ 熊本
で上映中です。
(「僕達急行 A列車で行こう」オフィシャルサイト http://boku9.jp/)
本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
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