バイクレーサー・大樂竜也さん
あらゆるジャンルの”注目の人“にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
新年度1回目の「ヒューマン・ラボ」は、
今年、全日本ロードレースへのスポット参戦も決まり、
ロードレースで再スタートをする、バイクレーサーの大樂竜也さんに電話をつなぎます。
以前、全日本に参戦していた2009年以来の登場です。
改めて挑戦することになったきっかけなど伺います。
Q① 2008年5月12日、11月3日、2009年5月18日に続いて3回目の出演ですが、今回初めて聴く方のために、改めてプロフィールを簡単に教えて下さい。
5歳:50ccのオフロードミニバイクに乗り始める
17歳:モトクロス国際B級になりMFJ全日本モトクロス選手権スポット参戦開始
18歳:MFJ スーパーモタードMOTO1オールスターズ第4戦にデビュー
スーパーモト世界GP レッドブルジュニアユーロカップ イタリア ワイルドカード参戦 18位
19歳:MFJ スーパーモタード MOTO1 オールスターズ フル参戦 MOTO1クラスシリーズランキング 13位
MOTO2クラスシリーズランキング 2位 スーパーモト世界GP ジュニアユーロカップ ギリシャ ワイルドカード参戦 3位
20歳:MFJスーパーモタード MOTO1 オールスターズ フル参戦 MOTOクラスシリーズランキング 1位
21歳: MFJロードレース選手権 ST600クラス フル参戦 九州ロード選手権ランキング 1位
サウスチャレンジカップランキング1位
22歳:MFJ全日本ロードレース選手権 ST600クラス フル参戦 最上位 18位
Q② 鹿児島出身の大樂さんですが、まず熊本との縁について教えて下さい。
モタードをしていた頃お世話になっていたバイクショップDUNE MOTOさんにデーククラフトさんを紹介して頂き、とりあえずひと月勉強させて頂く予定で働かさせていただいたのですが、そのまま2年近くお世話になりました。
ロードバイクやロードレースに興味を持ち始めたのもデークさんの店に来てからです。
Q③ 前回の出演は全日本ロードレースに参戦し、二戦目を控えた2009年5月でした。
この年、全日本で戦ってみていかがでしたか?結果、感想等を教えて下さい。
ダメダメでしたね(笑)予選通過がやっとで転倒も多く、常にマシンとの戦いという感じでした。
最上位18位という苦しいシーズンでしたね。
でも、全日本フル参戦させていただいた事や自分の乗り方やスタイル等気付かされる事も多く貴重な一年でもありました。
Q④ 全日本で通用した部分、しなかった部分など、どう分析していますか?
雨のコンディションや、滑りやすい路面の時のマシンコントロール等通用する所も少なからずありましたが、やはりロードバイクに乗る経験値不足やマシンセッティング能力の低さ、自分の乗り方の悪い癖がでてしまっていましたね。
Q⑤ その後、今までどこで、どんな気持ちで、どう過ごされていたのでしょうか?
悔しさの塊のまま一時鈴鹿に居て先の事を考えていました。
バイクに乗る感覚も変わってしまったのでもう辞めようかとも思いました。
そんな時に子どもが出来た事もあり、実家の鹿児島に帰省しました。
そこで実家のバイクショップを手伝いながら休日にモトクロスやモタードで走ったり、ミニバイクレースをしたりしているうちにやっぱりバイクに乗ってレースする事が好きなんだと実感し、またロードレースに参戦したいと強く思うようになりました。
Q⑥ 今年、T・FLEX with DeakCraft Racing (T・フレックス ウィズ デーククラフトレーシング) というチームで、ロードレースで再スタートするそうですね。
まずどんなチームなのか教えてください。
それから予定されているレースを教えて下さい。
今年は、年に3戦ある九州ロードレースサウスチャレンジカップと、全日本ロードレースオートポリス戦にJSBクラスよりスポット参戦する予定です。
4/22 7/29 10/28 の3戦行われるサウスチャレンジカップとは九州地区の国際ライセンス保持者が参加できるレースです。
そして私が参戦するJSBクラスとはジャパンスーパーバイクの略で4気筒の1000ccや2気筒の1200ccが走るクラスです。
スポット参戦というのは、日本各地で年に9戦行われるレースの内、
特定の会場で行われるレースのみに参戦する、というのがスポット参戦です。
自分の場合は9/8~9に行われるオートポリス戦のみ参戦します。
Q⑦ 今回再スタートできるまでに至った経緯を教えて下さい。
自分の実家がKTMディーラーということもあり、店に展示してあったRC8のカッコ良さに引かれ、このバイクでレースに出たいと思うようになりました。そしてこのカッコイイバイクをもっと多くの人に知ってもらいたいという想いとロードレースに参戦したいという強い思いがあったので、KTM のRC8R TRACKで走る事を決めました。
Q⑧ 再スタートが決まった現在はどんな心境ですか?
本当に嬉しいです。走るのが楽しみで仕方ないですが、
久々のロードレースなのであせらず感覚を取り戻して、
これまで応援して頂いている皆様に答える走りが出来るようがんばります。
そしてKTMというメーカーを多くの方に知って頂けるようアピールしていきたいと思っています。
Q⑨ 最後にバイクの魅力、ロードレースの魅力など、バイクが好きな理由を教えて下さい。
自分にとってバイクの魅力は単純に楽しい!です。
四季や、風を感じながら走るのは気持ち良いですし、ワクワクします。
ロードレースの魅力は、スピードです。誰よりも速く走りたいし勝ちたい。
レースが終了する時まで色々考え試行錯誤し、自分の目標に向けて走る。
それを達成した時の嬉しさ楽しさは何者にもかえられません。
<ブログ・ホームページのアドレス、連絡先、お店の住所等>
●大樂竜也
http://lmostar.blog60.fc2.com
●FLEX
http://www.ktm-k.com/index.html
●DeakCraft
http://www.deakcraft.gr.jp
大樂さんのチーム”T・FLEX with DeakCraft Racing”では、
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