熊本陸上競技協会 福海正隆さん
あらゆるジャンルの“注目の人”にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
今日は、熊本陸上競技協会の福海正隆さんがゲストです。
2回目の開催が決まった「熊本城マラソン」。実は審判員が不足しているそうです。
定期的に開かれている審判員講習会などの活動について詳しく伺いました。
Q① お名前と職業・所属を教えて下さい。
名前 : 福海 正隆 (ふくかい・まさたか)
所属: 熊本陸上競技協会
プロフィール
現在、熊本陸上競技協会 審判部長
熊本陸上競技協会 理事
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Q② 「熊本陸上競技協会」の基本情報を教えて下さい。
〒861-8046
熊本市東区石原2-9-1
熊本県民総合運動公園内
TEL/FAX 096-388-1688
MAIL kumariku@maroon.plala.or.jp
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Q③ 「熊本陸上競技協会」とは、いつごろ、どんな目的でスタートした組織ですか?
昭和21年 2月15日
第二次世界大戦後、金栗四三氏を中心として
「新時代に即した明朗スポーツ再建」
「陸上競技の再興」をめざしてスタートしました。
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Q④ 現在の協会に所属する会員は何人くらいですか?
昨年度登録者
一般 1092 (審判員登録 674名)
高校 1502
中学 3033
大学 328
合計 5955
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Q⑤ 具体的にどのような活動をされているのでしょうか?
年間、58試合を主催・共催している。
全国大会規模には300名以上の審判員、
県内大会では平均して150名程度で運営している。
また、強化面では国体等に向けて、合宿等を行なっている。
普及面では、陸上教室を開き、特に小学生の育成に
力を入れている。
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Q⑥ 「熊本陸上競技協会」では、日本陸連公認協議会のための
「審判員講習会」を定期的に行っているそうですが、
その目的、参加方法、受講料などを詳しく教えてください。
1.日本陸上競技連盟の講習内容を伝達する。
2.本県審判員のルール習熟、手法の確認。
3.前年度の反省点を確認し、新年度へ向かう。
4.新規登録者への講習。
5.その他
県内4ヶ所(熊本市、天草市、球磨郡、菊池郡(県体開催地)で、
希望者に呼びかけ参加してもらっている。
受講料は無料、資料代500円。
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Q⑦ 「審判講習会」では、どんな内容の講習が行われているのですか?
1.日本陸上競技連盟のルール改正点等を伝達する。
2.日本全国で行なわれた大会で起きた、トラブル等の解決法を知る。
3.本県競技会で起きた問題事象について。
4.質疑応答 ( 以上で約3時間 )
5.新規登録者講習 ( 1時間 )
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Q⑧ これまでの活動の中で、最も印象深いエピソードをお願いします。
昨年行なった、日本学生陸上 ( 日本インカレ )
熊本城マラソン大会前には、参加審判員の
会員研修会を開き、大会の成功につながった。
( 300名前後 )
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Q⑨ 活動を通じての苦労、やりがい、これからの夢などあれば教えてください。
・日本陸連が2日間 約9時間かかって講習する内容を、3時間で教える難しさ。
・陸上競技は走跳投、道路競技と幅が広いのでルールも多岐にわたる。
話していて、新しい発見があった、という顔を見る時にうれしく思う。
・熊本県でこれまで行なっていないなら、全国規模の大会は全国中学大会、
それに国際大会、これを成功させたい。
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Q⑨ 今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。
ロンドンオリンピックに臨む、江里口選手に刺激を受けて、
陸上競技に取り組む子ども達の育成に力を入れたい。
審判員を増やしたい。
熊本城マラソン大会の審判員もまだ不足しています。
自分のためにも、ボランティアの立場でも
関わっていただく方が増えるとありがたいです。
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