「るろうに剣心」
今日ご紹介するのは、現在大ヒット公開中の
「るろうに剣心」です。
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1994年に「週刊少年ジャンプ」に連載がスタートするやいなや
超人気作品となり、発売されたコミックは常にベストセラーを記録。
シリーズ累計5700万部のセールスです。
さらには世界23カ国にまで翻訳されているという原作漫画
「るろうに剣心?明治剣客浪漫譚?」ですが、世界が待ちに待った
実写映画の登場です。
熱狂的なファンの多い主人公・緋村剣心役には、人気俳優・佐藤健が
キャスティングされ、大河ドラマ「龍馬伝」を演出した
大友啓史が監督を担当しています。
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明治維新から10年。
「侍」の時代は忘れ去られようとしていました。
そんな中、東京では、「人斬り抜刀斎」を名乗る男が現れ、
手当たり次第に人を切るという事件が起こっています。
無謀にもその男に立ち向かったのは、神谷道場の女性剣士・神谷薫。
危うい状況を救ったのが、ホンモノの「抜刀斎」こと緋村剣心でした。
やがて剣心たちは、「ニセ抜刀斎」事件が、
大きな陰謀に繋がっていること知るのですが・・・・・・・・。
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今回の実写映画化で、ファンが一番気になっていたのは、
原作でもかなりの紙面を占める剣での戦い・・・・チャンバラシーンです。
圧倒的に強い故に「殺さずの誓」をたて、人を斬らない剣心の剣術が
どんな風に描かれているかが心配されていました。
今回、アクション監督に香港映画で活躍した谷垣健治を迎え、
かなりスピード感のあるアクションシーンを見せてくれます。
飛天御剣流の迫力は十二分に伝わってきます。
特にクライマックスの吉川晃司演じる鵜堂刃衛と
剣心の死闘はすごいですよ!!
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そのほか、この映画には、個性的な役者がたくさん出演しています。
悪のボスキャラである武田観柳を演じているのは、
「龍馬伝」でも岩崎彌太郎を怪演していた香川照之。
マシンガンをぶっ放しながら暴れまわるシーンは必見です。
ヒロインである神谷薫は、先日紹介した「愛と誠」でも好演していた
武井咲。今回は、凛々しい女性剣士役です。
また「謎の女」として登場する蒼井優も見逃せません。
ちょっと陰のある役で、これまでの蒼井優の透明感あるイメージから脱皮して、
色気のある役を演じています。
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アクションもよし、役者たちも個性的、新しいタイプの時代劇の
誕生といえそうです。
この1作だけでなくシリーズ化してもいいんじゃないかな・・・・
と思える娯楽作です。
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今日ご紹介した映画「るろうに剣心」は、
■ワーナー・マイカル・シネマズ 熊本
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■シネプレックス熊本
で、公開中。
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(「るろうに剣心」オフィシャルサイト
http://www.rurouni-kenshin.jp )
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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
詳しくはここ↓