「白雪姫と鏡の女王」
今日ご紹介するのは、現在大ヒット公開中の
「白雪姫と鏡の女王」です。
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同じ題材が同時に何作か製作されることは、
ハリウッドでは、ままあることです。
例えば、巨大隕石の地球への衝突を描いた
「アルマゲドン」と「ディープ・インパクト」は、どちらもオールスター大作として
製作されほぼ同時期に公開されました。
今年は、そんな題材が「おときばなし」の世界に求められたようで、
同じ「白雪姫」を題材にした「スノー・ホワイト」と
この「白雪姫と鏡の女王」の2本が競作となりました。
「スノー・ホワイト」が「戦う白雪姫物語」とってアクション大作だったのに対して、
この作品は、かなりコメディ色の強い作品になっています。
ただ、監督と女優がヒトクセもフタクセもある人達だったので、
なかなかに味わい深い喜劇になっています。
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美しい白雪姫は、継母の女王に城に閉じ込められて暮らしていました。
18歳の誕生日を迎えた白雪姫は、密かに城を抜け出し村を訪ねてゆきます。
そこには女王の重税に苦しみ貧しさに泣き暮らす人々がいました。
偶然通りかかった隣国の王子に国を救ってもらおうとした矢先、
女王の策略で城を追放されてしまう白雪姫。
そして・・・・・・。
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ストーリーの展開は、私達が知っている「白雪姫」にかなり近いのですが、
この意地悪な女王のキャラクターが抜群に面白いのです。
演じるのは、大物女優ジュリア・ロバーツ。
ご存知「プリティ・ウーマン」の主役で一斉を風靡。
一時期は「ラブコメ・クィーン」とまで言われた彼女。
「エリン・ブウロコビッチ」の主演でアカデミー賞主演女優賞を受賞して、
今年は友人でもあるトム・ハンクスと共演して「幸せの教室」に出演しました。
このジュリアが演じるわがまま女王さまがちょっとドを越したわがままぶりを見せて、
観客を笑わせてくれます。
例えば、かなり年下の王子様と結婚しようとして
「ねぇ、私達って独身で年齢も似たようなものじゃない・・・。」とか
平然と言ってのけるのは、大女優ジュリア・ロバーツだからこそ成立する
爆笑の名シーンです。
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この作品の監督は、ターセム・シン・ダンドワールというインド出身の
ビジュアル派監督です。
CM業界で数々のヒットCMを手がけてハリウッド入りし、
ジェニファー・ロペス主演の「ザ・セル」や
「インモータルズ~神々の戦い~」などヒット作を手がけてきました。
独特の色彩感覚にあふれたビジュアルで知られていますが、
その秘密は衣装にあります。
担当するのは日本人デザイナー石岡瑛子。
アカデミー賞も受賞したことのあるその衣装は、毎回ターセム監督の
ビジュアルの大きなキーポイントになっています。
これまではシリアスな作品が多かったターセム監督ですが、
今回の作品では、コメディ作品らしい明るい色彩が全編に使われていて、
まるで美術作品のような美しさです。
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この美しい色彩の中で展開されるコメディなので、
余計大げさな感じで笑えるポイントが増量されている気がします。
コメディなのにこの世のものと思えないほど美しい!
美しい映画なのに腹を抱えて大笑いできる!
そんな、これまでなかった新しい喜劇のスタイルが完成したようです。
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今日ご紹介した映画「白雪姫と鏡の女王」は、
■シネプレックス熊本
■ワーナーマイカル熊本
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
で、公開中。
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【プレゼントのお知らせ】
更に、今日の「キネマのススメ」では、
映画「白雪姫と鏡の女王」の
「アイブローテンプレート&りんごミラーセット」を3人の方に
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住所・氏名・電話番号を書いてご応募ください。
宛先は、
MAIL:glory@fmkumamoto.jp
FAX:096-355-5200
まで!
締め切りは、9月18日(火)・本日中です。
たくさんのご応募お待ちしています!
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(『白雪姫と鏡の女王』オフィシャルサイト http://mirrormirror.gaga.ne.jp/ )
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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
詳しくはここ↓