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2月3日~16日 イベント「キモノ日和」

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。

今日は16日まで開催中のイベント「キモノ日和」について、
着物屋 一反の店長、井上藍子さんと、
全国きもの文化教育協会 着装講師一級の今津佳世さんに
お話を伺いました。

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●Question 1
お名前と職業・所属を教えて下さい。

■井上藍子さん
着物屋一反の店長です。
アンティーク・リサイクル着物の販売を中心に、
レンタル・コーディネート相談などを承っております。
特に「アンティーク」を取り入れながら、
現代の着物シーンに合うようなコーディネートを得意としています。
ホームページ:http://ixtutann.yoka-yoka.jp/

■今津佳世さん
8年ほど前にmixi仲間主催のカジュアル着物の会に
所属し、自己流で着物を着るようになる。
友達の紹介で南坪井のリサイクルきもの呉楽で
行われている着付け教室に通い、竹下絵理先生の下、
全国きもの文化教育協会 着装講師一級取得。
(平成23年)

●Question 2
(井上さんへ質問)
「着物屋一反」の基本情報を教えて下さい。

店名:着物屋 一反
所在地:〒860-0023 熊本市中央区河原町2
お問い合わせ:096-354-2351
営業時間:金・土・日・祝日 12:00~18:00
時間外でも予約可
ブログ:http://ixtutann.yoka-yoka.jp/

●Question3
(井上さんへ質問)
「着物屋一反」は、いつごろ、
どんなきっかけでスタートしたものですか?

お店を始めたのは8年ほど前になります。
十年ほど前からアンティーク着物の流行が始まったのですが、
雑誌などを見て「なんて可愛いの!!!」と
思ったことがきっかけです。
それまでは浴衣の着付けも出来ませんでしたし、
成人式のお振袖も着たことがありませんでした。
時代劇など着物を見ることは大好きでしたが・・・
それから必死で色々と勉強しました。

最初はコレクターだったのですが、
同じようなお店のお手伝いをするようになり、
しばらくして自分のお店を立ち上げました。

●Question 4
(今津さんへ質問)
これまでキモノに関するイベントをいろいろ
主催されたそうですが、どんなきっかけで
スタートしたのか、また実施したイベントの内容も
詳しく教えてください。

mixi仲間主催のカジュアル着物の会で、
熊本城に行ったりお食事したのが楽しくて
そんな楽しい会を自分でもやってみたくて始めました。

着物(浴衣)好きな女子を集めてキモノ女子会、
ランチ会、お茶(カフェ)会。
着物で初詣、新年会、忘年会。
(自分で着れない方は全て私が着せます)
二時間ほど着付け教室をして
それぞれ自分で着物を着て、みんなで食事会。 

●Question 5
2月3日から16日まで、熊本市中央区南坪井町の
「イクイップメントストア」で「キモノ日和」というイベントを
開催されているそうですが、どんな内容のイベントですか、
おのおのの担当内容について詳しく教えてください。

着物が好きな人が色々楽しめるように!と考えたイベントです。
まずは着物の販売、手の届きやすい価格で
アンティーク・リサイクルの着物・帯を販売いたします。
すべて¥1,000~¥3,000(一反井上担当10日と16日)
それから一反お薦めの和の小物を制作している作家の方に、
展示販売をしていただきます。(3日~16日常時)
10日には「そうだ、キモノ着よう。」という
着付け込みの女子会をします。

この日は着物に興味は有るけれど、
何から始めたらいいのか・・・
という着物初心者さんにお薦めです!
また、着物友達が欲しい!コーディネートのコツなど
着物についてもっと詳しく知りたい!
とにかく着物について話したい!
などという方にもお薦めですよ。
予約制になっています。
(問い合わせはイクイップメントフロア 096-323-1197)
(井上)

2/10 「そうだ、キモノ着よう。」
タンスのこやしになっている着物を
着ていただくお手伝い(着付け)をします。

同時に一反さんのプレ即売会も行いますので、
持っていない方はその場で購入して着ていただく事も可能です。
草履がない方はブーツで、長襦袢がない方は
ハイネックのヒートテックやニットで、帯締めがない方は
もっている可愛い紐や毛糸で、帯揚げがない方は
スカーフやもってる布で、出来るだけ持っている物を生かして、
洋服感覚で着物を着ていただくお手伝いをしたいです。
詳しくはイクイップメントフロア 096-323-1197)まで
お問い合わせ、ご予約ください。
(今津)

●Question 6
これまでの活動の中で、最も印象深いエピソードをお願いします。

お客様とお話ししながら、どんなコーディネートに
するかを決めていくときですね。どのお客様も印象深いです。
洋服では合わせたことがない色や柄が似合ったり、
意外にも制限の多いコーディネートを決めていくのが
楽しかったりもします。本当に似合うコーデを見つけられたときは、
「わあっ!」て、毎回幸せになってしまいます。
(井上)        
                                                             
火の国祭りの時に留学生へ浴衣の着付けをしました。
人種や宗教を越えて日本文化を喜んでいただけた事が
とても嬉しかったです。
(今津)

●Question 7
活動を通じての苦労、やりがいなどあれば教えてください。

アンティークの着物はサイズ・状態などによっては
着用が難しい場合があります。
特にサイズは小さいものが多いですから。
お客様が気に入ってくださっても、
着用が難しいときもあって、そういう時は本当に申し訳ないです・・・
それでも手をかけたり、小物などに作り直したりして
コーディネートの提案をしていきたいと思っています。
(井上)

普段女性らしい格好をされない方に着付けをした際に、
一気に顔が女性らしくなり歩き方やしぐさが
変わって喜ばれた時はとても嬉しく感じます。
(今津)

●Question 8
今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

今年からレンタルを始めました。
他にもイベントを増やしていきたいと思っています。
場合によっては県外に販売に行ったりもしたいですね。
また、コーディネートや着物についての
多方面のコラムなどもやってみたいです。
映画・文学などにおいての着物、奥が深くて面白いんですよ。
(井上)

2010年から京都を中心に始まった
「キモノで街を埋め尽くせ!キモノジャック」を
熊本でもやってみたいです(九州ではまだやっていないので)
どこかに集まって、キモノでねり歩くだけ。
参加表明無し、途中参加・途中離脱OKの
ゆるいイベントです。
今ではハワイやニューヨークでも行われています。
(今津)

今日は16日まで開催中のイベント「キモノ日和」について、
着物屋 一反の店長、井上藍子さんと、
全国きもの文化教育協会 着装講師一級の今津佳世さんに
お話を伺いました。ありがとうございました。

                                        

 

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