「包み豆腐」
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』の小島まきさんです。
●小島さんの近況は?
(最近身の回りに起きたこと。楽しかったこと。面白かったことなど)
先日初午の日に、高橋稲荷神社へお詣りに行ってきました。
お正月初詣にも行ったのですが、
さすが初午の日でお正月よりも賑わいがありました。
私が行ったときにはちょうど1時間ごとに行われているという
餅投げの時間で、ものすごい人ごみができていたので
そこを避けて階段を上り、
上から皆さんが餅を拾う様子を眺めてきました。
●今月は大豆や大豆製品を使ったレシピをお願いしています。
今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
今日は大豆を使った一品ということで、
大豆製品である豆腐、揚げ、そして大豆を使った
「包み豆腐」の作り方をご紹介します。
大豆は成長する途中には枝豆として楽しむことができ、
また大豆をそのまま炒って粉にするときな粉に、
大豆を茹でて絞ると豆乳に、蒸して納豆菌の力を借りると納豆に、
糀で発酵させると味噌や醤油にと
日本の食卓で大活躍している食べ物です。
それから今日ご紹介する豆腐や揚げなどは、
みなさんの好き嫌いが少ない身近な食材ではないかと思います。
大豆の栄養については、まず良質のたんぱく質が豊富に
含まれているということ、炭水化物、脂質、それから食物繊維、
ビタミン、ミネラル、などをバランスよく含むことなどが挙げられます。
たんぱく質の中でも、大豆のたんぱく質にはコレステロールが
含まれないことも特徴の一つだそうです。
カルシウムや鉄は
たんぱく質と一緒に摂取すると吸収されやすく、
食物繊維は野菜と比べても引けを取らないほど
含まれていますので、大豆は健康と美容に
理想的な食品と考えられています。
今日は同じ大豆からできたものを合わせて、
一つのおかずに仕上げてみました。
材料 (5名分)
木綿豆腐 300g
茹で大豆 100g
寿司揚げ 100g(5枚)
生しいたけ 80g
人参 50g
卵 1個(卵アレルギーの方は片栗粉で代用)
ごま油 大さじ1
塩 小さじ1
ごま油 大さじ1
本みりん 大さじ3
濃い口しょうゆ 大さじ1
豆腐は軽く水切りをしておきます。
寿司揚げは4辺のうち1辺に切り込みを入れ、
袋状にしておきます。
それから、しいたけは1㎝角位に刻み、
人参は5mm角位に刻んでおきます。
まず、フライパンを火にかけごま油を熱し、しいたけを強火で炒めます。
香ばしい香りがしてきたら人参を加え中火にして炒め、
塩を振ります。人参を食べてみて甘味が出てきたら火からおろし、
バットや皿などに移して粗熱を取ります。
それから粗熱が取れたら豆腐をボウルに入れ崩してから、
炒めた具を加え、茹で大豆と割りほぐした卵を加え混ぜます。
混ぜ合わさったら揚げの中に5等分して詰め込み、
口を爪楊枝で止めます。
フライパンを火にかけごま油を熱し、
弱火で揚げで包んだ豆腐を焼きます。
2~3分焼いてこんがり焼き目がついたら裏返し、
更に火を弱めて極弱火で蓋をして3~4分加熱します。
最後に、みりん、しょうゆの順で加え表裏を煮絡めて
出来上がりです。食べやすく切って召し上がってください。
揚げに詰めた状態で、焼かずに鍋やおでんの具として
加えていただいても良いと思います。
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