小豆ご飯
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』の小島まきさんです。
●小島さんの近況は?
最近、自宅にある木の本棚が倒れてしまい、
収納していた絵本がすべて落ちてしまったので
これを機会にしばらく開いていなかった絵本を
少しずづ読み返していこうと思っています。
●今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
今日は小豆ご飯の作り方をご紹介します。
小豆が入ったご飯というと赤飯が浮かぶと思いますが、
もち米を使った赤飯はもち米を水に浸けておく必要があるので
敬遠されがちです。
今回の小豆ごはんは、洗ってすぐに炊くことができます。
また、圧力鍋で炊きますので
もっちりとした触感も楽しむことができます。
小豆は豊富に含まれるカリウムによって腎臓の働きを促し
解毒作用があると言われ、 また食物繊維も豊富ですので、
昔は月に1~2度赤飯を食べて身体のデトックスを促していたそうです。
また、ビタミンB1も多く含まれ、脳の働きを活性化したり
疲労回復・精神安定などの働きがあるそうです。
●材料 4~5人分
米 3合
小豆 40g
水 米と同量
塩 小さじ1/2
炒りごま 適量
まず、小豆を洗いざるにあげ、米を研いでこちらもざるに上げ、
米と小豆を圧力鍋に入れて分量の水(この場合米カップ3杯)に
20分ほど浸けておきます。
この時米は白米ですのであまりゴシゴシと洗わずに、
ボウルに水を張ってその中でお米をやさしく洗ってください。
浸水させたら塩も加えて軽くかき混ぜます。
しっかりと蓋をして、蓋に重りがあればきちんと蒸気穴が
ふさがっているか確認して中火にかけ、沸騰するのを待ちます。
沸騰して蒸気が十分に噴出してきたら弱火にし、
10分炊きます。それから火を止め、10分蒸らします。
蒸らしが終わったら蒸気を逃がすピンを開け、
しっかり蒸気が出てしまってから蓋を開け軽く混ぜ合わせます。
ここで蒸気を逃がすことが圧力鍋のポイントです。
お好みで胡麻を振っていただきます。
もし圧力鍋がない場合は、小豆を軽く煮てから
炊飯器または鍋で炊くこともできます。
その場合は、水の量を1.3倍に、そして鍋では
弱火にしてから炊く時間を20分ほどに長くしてください。
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