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「第3回 命の音楽(うた)チャリティコンサート」

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
今日は4月14日(日)、くまもと県民交流館パレアホールで
開催される「第3回 命の音楽(うた)チャリティコンサート」について、
実行委員の岩橋美里緒さんにお話を伺いました。

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●「命の音楽チャリティコンサート」の基本情報を教えて下さい。

「第3回 命の音楽(うた)チャリティコンサート」
日時
2013年4月14日(日)
13:30開場 14:00開演

会場
くまもと県民交流館 10F パレアホール

入場料
大人(大学生以上)2,000円
小人(小・中・高)1,000円
※未就学児無料

出演
Viento*ケーナ・オカリナ&シンセサイザー、語り
Transcontinental Duo*フルート&ギター

問い合わせ先
09019276774(岩橋さん)

ホームページ
http://inochicharityconcert.blogspot.jp/

●「命の音楽チャリティコンサート」とは、
どんなイベントなのでしょうか?
開催のきっかけなどあればお願いします。

がれきに埋もれ、流された故郷。
「すぐにでも飛んでいきたい」という思いの一方で、力になれない
現実の私。被災地から遠く離れた熊本でできることは何?
それは、いち早く救援活動に赴かれた方の声を共に聴き、
「支え合う」思いを一つにし、「被災地の方々」と共に歩んでいくこと。
そのような願いから、東日本大震災が起きてから一ヶ月後の
2011年4月24日多くのご協賛のもと、
第1回「命の音楽(うた)チャリティコンサート」を開催しました。
「東日本大震災被災地ならびに被災された人々のおもいに
より添う活動」は、一過性のものではなく、息の長い
取り組みにしていきたいと考えています。
私たちは、コンサートに集まった皆さん、ご協賛くださった
皆さんの願いを承けて、この「命の音楽(うた)チャリティコンサート」を
継続していくこととし、この度、第3回を開催する運びとなりました。
微力を、続ける。~想いをつなげあって届けたい~
そんな想いで活動をしています。

●3回目のイベントに関して、内容の詳細、
出演アーチストなどの紹介をお願いします。

Viento/ビエント
吉川 万里 語り・オカリナ・ケーナ
竹口 美紀 作曲・シンセサイザー      
阿蘇大陸から雄大で力強く、そしてさわやかな風を運んでくる
デュオ・ビエント。アンデスの自然に似た阿蘇を活動の拠点に
定めた吉川万里と、熊本の自然をテーマに活動していた
竹口美紀が出会い、1997年にデュオを結成。
阿蘇郡西原村に居を構え、風を、大地を、芽吹きを花枯れを、
動物の営みを、自然の優しさ怖さを、すべて体で受け止めて、
譜面に音符を躍らせる、竹口美紀の作曲と自在に奏でるシンセサイザー。
アンデスの民族楽器を使って、時には優しく、また寂しく、
そして時には壮大な音色を奏でる吉川万里の二人による楽曲の演奏。
そして音楽の合間に熊本弁で自然や人の愛をゆったりと話す
吉川の「語り」。これらが一体となって、心地よい風のように
吹き抜けるのがビエントサウンドだ。

Transcontinental Duo/トランスコンティネンタル・デュオ
イゴール・ゴルガー ロシアン7弦ギター 梶本ひろ子 フルート
ロシアン7弦ギターの奏者であるゴルガーと、フルート奏者である
梶本により結成されたデュオ。 
2001年より、ロシアのジプシー音楽およびロシアの
ロマンスを中心とする演奏を行う。              
2003年、メキシコで開催されたギターフェスティバル(GFA)にて、
M・オーフィー氏のロシアンギター演奏のギター奏者として招かれる。
2004年、アメリカにおいてボストン・クラシック協会主催の
アンサンブルコンクール2位。           
音楽を通して、ジプシーの文化を伝えていきたいと、
伝統的なジプシー音楽を中心としたレパートリーで演奏活動を展開。
2006年に熊本に移り住んでから、コンサートやイベントでの演奏、
ライブ活動を活発に行い、県内外のミュージシャンとも数多く共演を行う。
現在、熊本県大津町在住。

このコンサートの収益は「NPO法人青年協議会」を通じて
東日本大震災で被災された方々の「就労支援」をはじめとする
支援金とさせていただきます。

NPO法人青年協議会 :東日本大震災が起きた直後から、
福島県を中心として、迅速かつ積極的な災害復興支援活動を
展開しています。また、昨年7月12日に起きた九州北部豪雨の際にも、
いち早く復興支援活動にあたりました。

主な支援内容:
①山形県に避難している福島の方々への支援                                     
●月一回無料のボランティアバスの運行費。                                        
(子供達やお母さん達が福島にいるパパに会いに行きます)                                
                                                                      
②母親たちの交流のネットワークづくり                                           
福島第1原発事故後、幼い子供との避難生活の場を
山形にも新たに設け、長期化する避難生活を支え合う
育児相談、幼児教室等を設置しました。                                                                                                         
●平成25年度無料託児所の設置(予定)                                           
お母さん達が働きに出れるようになります。                                         
(支援金が集まれば直ぐにでも設立可能です)                                       
                                                                      
③犬猫保護活動支援                                                   
青年協議会は、震災直後より                                               
福島県相馬市といわき市の2ヶ所に「避難所」を設ました。                                  
福島第一原発の近隣地域を中心に                                                   
沢山の犬や猫たちが過酷な状況の中に置き去りとなっています。                         
多くの仮設住宅ではペットと暮らすことができず、
その為彼らを残さざるを得なかったのです。   
(その飼い犬達がいるから生きる希望へと一役かっているのもあります)                       
彼らにもう一度幸せな生活を。飼い主からの一時預、
里親探しを含む保護活動を行っています。

●今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。

「東日本大震災被災地ならびに被災された人々の
おもいにより添う活動」は、一過性のものではなく、息の長い
取り組みにしていきたいと考えています。
最初の年に、10年続けることを決めました。
それとまた別の活動ではありますが、身近で何かあった時、
自分達に何かができるよう応急教護ができる方を
熊本の人口の8割で目指しています。
まだ何も終わっていない被災地を忘れない、
風化させないことが何より大切で、私たちにも何かできることがある。
そんなメッセージを発信し続けたいと思います。

今日はくまもと県民交流館パレアホールで
開催される「第3回 命の音楽(うた)チャリティコンサート」について、
実行委員の岩橋美里緒さんにお話を伺いました。

岩橋さん、ありがとうございました。

 

 

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