「学生のチカラで日本を元気に!都道府県対抗 第一回学生観光PRアワード」
あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする「ヒューマン・ラボ」。
今回は「学生のチカラで日本を元気に!
都道府県対抗 第一回学生観光PRアワード」について、
熊本県立大学の沼川真緒さんにお話を伺いました。
●お名前と職業・所属を教えて下さい。
名前 : 沼川 真緒
所属 : 熊本県立大学 総合管理学部 総合管理学科
(4月から2年生)
●沼川さんが参加した
「学生観光PRアワード」の基本情報を教えて下さい。
・正式名称
学生のチカラで日本を元気に!
都道府県対抗 第一回学生観光PRアワード
・主催 学生観光PRアワード実行委員会
・共催 ミスキャンパスサミット実行委員会
・後援 官公庁 他、38都道府県(熊本県も含む)
・協賛 JAPAN AIRLINES
・開催時期 2012年10月~2013年2月
※決勝戦は、2013年2月23日(土)
・参加大学,人数 47都道府県66大学,178名
・ホームページ
http://www.misscampus.net/kankoaward/
●そもそも「学生観光PRアワード」とは、どんなコンテストなのでしょうか?
沼川さんはどういうきっかけで参加することになったのでしょうか?
学生の力で日本を元気に!を目的に各都道府県の
ミスキャンパス候補者が、自分の住む地域の
「地元の観光PR」または「とっておきのおススメ観光プラン」を
地元の言葉(方言)で日本全国に届けます。
その情報を届けるツールとして Google+ を使用します。
審査方法としては、個人戦と団体戦の2つがあり
【個人戦】
個人戦は、各ミスキャンパス候補者の投稿に対して行われた
「+1」と「再共有」の数などを参考に本実行委員会が評価し、
各都道府県ごとに、評価が最も方かったミスキャンパス候補者には
「都道府県・学生観光PRアワード賞」が贈られ、
2013年9月まで、地元の観光情報を発信する
「ガクチカ観光アワード親善大使」として、地域活性化に
貢献致します。また、 YouTube 上に地域活性化専門チャンネル
「CHIKATSUTV」を開設し、活動の模様を配信していく予定です。
【団体戦】
団体戦は、個人戦と同様の評価方法で、大学単位での評価の
高かった上位10大学による決勝戦を12月8日に開催し、
各大学の代表(ミスキャンパス)によるプレゼンテーションにより、
観光庁長官賞等が決定します。
選考結果は、Web上で発表いたします。
■各候補者の平均の評価点が大学としての得点になります。
■複数大学参加県が上位10県に入った場合は、
平均得点が1番高い大学が代表になります。
■参加開始時期に差がでる場合には、開催時期トータルの
日数と参加日数の比率を評価点に掛け、加算します。
例:開催日数が50日で参加日数が40日の場合、
評価点に4分の5を掛け、最終的な得点とします。
このアワードに参加するきっかけは、県立大のミスコンに出た後、
大学の学園祭実行委員の方に、こういうお話が来ているけど、
参加してみませんか?と言われたことです。
私は大学で特に何かに打ち込んでいたわけではなかったので、
1年生の間に何か一生懸命になれることがしたい!と思い、
参加させていただくことにしました。
予選の結果としては、個人戦と団体戦の賞、
そして学生賞を併せて受賞させていただきました。
(団体戦は6位)
●「学生観光PRアワード」の決勝大会が2月に東京で
開催されたそうですが、沼川さんはどんなプレゼンをしたのですか?
そして結果は?
決勝は千葉で開催されました。
私は、熊本城・阿蘇・天草・水俣と、名水百選に選ばれている、
菊池水源・池山水源・白川水源・轟水源について、
最初自己紹介などを除くすべてを熊本弁でプレゼンしました。
歴史ある熊本城や、自然豊かな阿蘇はよく知られていると
思いますが、天草のイルカウォッチングや崎津天主堂、
水俣の御立岬や芦北の田ノ浦銀太刀というおいしい太刀魚や
アシアカエビ、そして水の国熊本と言われるほど
水がきれいでおいしいということを紹介するために、
4つの水源をPRしました。水俣を紹介する際には、
水俣病のことについて、未認定患者の方がいらっしゃることなど、
水俣病が完全に終わったわけではないということに少し触れさせて
いただいたうえで、終わってはいないけれども、
海はきれいで魚もおいしく、スイーツでの町おこしなどを
されていることをお話ししました。
結果は、残念ながらグランプリではありませんでした。
●ほか学生のプレゼンで印象的なものはありましたか?
みなさんパワーポイントを効果的に使ってプレゼンされていましたが、
やはりグランプリをとられた新潟代表の方のプレゼンが、
新潟といえばお米やお酒・・・というだけではない!ということが
伝わってきて、意外な魅力を知ることができたように思います。
プレゼンの仕方も、メリハリがしっかりしていて、
方言も効果的に使われていたので、印象的でした。
●決勝に参加してみての感想などありますか?
決勝に参加するまでは、Google+を通じての発信のみだったため、
伝えたいことを文字にすることの難しさを感じていましたが、
決勝に参加するにあたり、今度は言葉にすることの難しさを感じ、
誰かに伝えたいことをうまく発信していくのはとても難しいことを
実感しました、普段何気なく見たり聴いたりしているテレビやラジオ、
新聞が作られるまでに相当な時間と労力・工夫が
凝らされているのだろうなと気づくことができました。
また、方言でのPRということでしたが、
わたしは普段あまり方言を話す方ではないので苦戦しました。
このアワードを通して、様々な経験をさせていただき、
普通では知り合えない方と会えたり、全国に友達ができたりと、
本当に貴重な体験をさせていただいていると感じています。
今後も多くのチャンスをいただくと思いますが、
すべてのことに全力で取り組んでいきたいと思います。
●これまでの活動の中で、最も印象深いエピソードをお願いします。
アワード決勝戦のことです。決勝戦には、特別審査員として、
ベトナム・シンガポール・インドネシアのミスの方たちが
いらっしゃっていました。決勝戦が終わり、交流会があったのですが、
わたしは英語を話すのが苦手で、カタコトの英語でしかお話できず、
悔しい思いをしました。相手が何を言っているかはわかるのですが、
それに返事をしたくても、英語が浮かんでこなかったのです。
はじめて「どうしても英語を話さなければいけない」場面に
遭遇した瞬間でした。グローバル化が叫ばれている昨今では、
やはり英語を話す力は必須だなと痛感し、
勉強に力を入れようと改めて思いました。
●沼川さんの将来の夢などあれば教えてください。
将来はまだ決めていませんが、何かを発信していくような
お仕事をしたいと思っています。そして、結婚をしても
子供を産んでも、お仕事は続けていきたいと思っています。
●今後の活動予定やPRしたいことなどあれば教えてください。
今後も引き続きGoogle+でのPRを続けていきます。
また、ケーブルテレビさんにて47newsTVという番組を
放送予定なのですが、こちらのキャスターを務めさせていただきます。
今回は「学生のチカラで日本を元気に!
都道府県対抗 第一回学生観光PRアワード」について、
熊本県立大学の沼川真緒さんにお話を伺いました。
沼川さん、ありがとうございました。
本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
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