「株式会社すぐる」
企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日はビッグカツなどでおなじみ「株式会社すぐる」の
ヒミツに迫りました。
「新しい味を追求して未来へ」という企業理念のもと、
株式会社スグル食品として1973年に創業しました。
その後1984年にグループ会社として有限会社スグル食品を
設立、有限会社スグル食品は1996年に株式会社すぐるへ
法人格・社名を変更しました。
現在は2法人で計3事業部が独立採算でありながら
スグル食品グループとして連携をとり
「限りある資源を有効に活用して食文化の向上に努める」
という夢の実現にむけ活動しています。
お話を伺ったのは株式会社 すぐる 商品部の洲澤徹さんです。
Q 「すぐる」という社名の由来を教えて下さい。
社長の名前が、大塩 俊(すぐる)と申します。
加えて、「より優れた商品を!」という
意味合いを込めたものです。
Q 「すぐる」の大ヒット商品というと「ビッグカツ」ですが、
この商品は、いつごろ、どんなきっかけで作られたものですか?
1970年代前半、駄菓子屋さん向けにポット容器に
40本入れた形態の「おやつ串カツ」を発売しました。
その後、販路を広げるために、この「串カツ」を個包装にして
1本入りで売れるように改良し、さらに串を無くして
サイズも大きくして「ビッグカツ」として売り出したところ
大ヒットしました。
Q 「ビッグカツ」の開発のポイントはどこでしょうか?
子供さんに人気のある「おかず」のひとつである「カツフライ」を
モチーフにして「安価」で「ボリューム」があって
「おやつ感覚」で食べられるものが出来ないものかと
考えて開発したものです。
スケトウダラをメインにした「お魚のすり身」と
「いか」をブレンドした特製のシートがこの商品の
開発のベースになっています。
弊社では、このシートを「ビッグカツのお肉」と呼んでいます。
「おやつ串カツ」から串を無くしたことで商品自体が
柔らかくなりポケットに入れることが出来るようになったこと、
また個包装にしたことで手を汚さずに食べられるように
なったこと等もヒットの要因だと思います。
Q 「ビッグカツ」のネーミングの由来はなんですか?
コンセプトである「大きさも味もビッグ」からです。
Q そのほか「すぐる」の製品に関するなにか面白い
開発秘話エピソードなどあればお願いします。
スグル食品グループのベストセラー商品は「いかの姿フライ」です。
現社長の祖父である、大塩義政が発明した商品です。
現在も弊社を含めた広島県呉市内の企業によって
全国シェア100%の生産を誇ります。
日本中の、いろいろなお店で販売されている
「いかの姿フライ」は全てメイドイン呉ということ
はあまり知られていないと思います。
これも「おしい!広島県」ですね。
Q そのほか、オススメのサービス、キャンペーンなど
PRしたい案件があればお願いします。
現在、「くまもとサプライズ」キャンペーンの
マスコットキャラクター「くまモン」の商品を企画中です。
熊本県のおいしい特産品とのコラボ商品を作って
全国に熊本県をPRしたいと考えておりますので
皆様のご協力をどうぞ宜しくお願い致します。
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番組にも「ビッグカツ」がやってきました!
プロデューサーによる“♪♪オトナ買い♪♪”
美味しく頂きます!