「日本サブウェイ株式会社」
企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日は、好きなメニューを決めたあと、パン、野菜、
ドレッシングを自由自在に組み合わせる
オーダーメイド・サンドイッチでおなじみ、
「日本サブウェイ株式会社」のヒミツに迫りました。
お話を伺ったのは日本サブウェイ株式会社
販促部 部長 川端祥公さんです。
Q 「サブウェイ」という会社の原点について
SUBWAYの第一歩は、1965年、
アメリカ コネチカット州で、17歳の少年、
フレッド・デルーカの手によってスタートしました。
大学進学が困難なほど貧しかった彼は、
学費のために小さなサンドイッチ店を開きます。
充分な資金がなく「限られたスペースと人で
サンドイッチを作る方法」として考案したのが、
お客様と会話しながら作る対面式スタイル。
この発想が、SUBWAYの原点となり、
現在では世界100ヵ国以上で展開する
世界有数の外食チェーンになりました。
Q 「サブウェイ」という社名の由来
SUBWAYの名前は、サブマリンサンドイッチの“SUB”と
あなたの好み通りにお作りしますという意味の“WAY”を
組み合わせたものです。
お好みに合わせた自分だけのサンドイッチを
その場でお作りします。
Q 「サブウェイ」では、さまざまなサンドイッチを
販売していますが、一番の大ヒット商品はなんですか?
その商品は、いつごろ、どんなきっかけで
作られたものですか?
「えびアボカド」です。450円 292キロカロリー。
現在もグランドメニューの中で人気No.1のサンドイッチです。
2006年の4月にキャンペーンサンドとして新発売。
予想を上回って販売したため、GWにセンターの
在庫がぎりぎりになって全店分の納品配分を
休日返上で実施しながら、ジェット機でメキシコから
緊急輸入してしのいだ記憶があります。
キャンペーン終了後もお客様からの要望が多く、
その年の秋のメニュー改定でグランドメニューに
昇格しました。キャンペーンメニューで人気が高く
その後グランドメニューになる商品は他にもありますが、
「えびアボカド」は過去最短だったと思います。
キャンペーンからのGM昇格商品:テリヤキチキン、
生ハムマスカルポーネ、BLT、チーズローストチキン、
イベリコ豚の厚切りベーコンなど、
すべて売上上位の人気商品です。
アボカドは健康指向の女性たちの間では人気があり
栄養価も高いので、野菜を中心とするサブウェイの
サンドイッチにはすごく相性がよく以前より
チャレンジしたい商材でした。
アボカドは、森のバターともよばれていますが、
デトックス効果があり新陳代謝を促進するので
脂肪の燃焼効果もきたいできるそうです。
当時の飲食店では、お洒落な寿司屋さんや
メキシコ料理店、高級バーガーレストランなどで
アボカドを使用されていましたが、ファストフードの
チェーン店ではまだ使用するところは少なかったです。
それは果実で流通する場合、熟度の管理が難しく
お客様に最良のタイミングで提供することが
チェーン店では安定させることができなかった。
また当時、入手可能だったアボカドデップやチャンク、
ソースにも何度もチャレンジしましたが、
具在感に乏しかったり、アボカド本来の風味が
感じられなかったり、変色が早かったりと
苦戦の連続でした。
メキシコはアボカドの原産地でもあり、
アボカドを栽培するのに適した気候のなかで、
一番美味しい時期に収穫されたアボカドを、
水圧で殺菌・急速冷凍することでアボカド本来の
美味しさと変色を最小限に防いでいます。
日本で、アボカド大ヒットをうけてアメリカをはじめ
全世界のサブウェイでも採用されています。
もうひとつ、ヒットの要因としては
「わさび醤油ドレッシング」ですね、ややもすると
なじみの薄かったアボカドをあえて日本的な味付けに
したことで広く受け入れられたのだと思います。
勿論、サブウェイはオーダーメイドの注文方式ですので、
わさびの苦手な方には別のドレッシングでも
お試しいただけます。
Q そのほか、オススメのサービス、キャンペーンなど
PRしたい案件があればお願いします。
5月15日~期間限定キャンペーン
「摂ろうぜ!スタミナ」キャンペーンがスタートしています。
今回はサブウェイならではの
バランスの良い肉系サンドイッチ2種です。
●「牛肉プルコギ」 450円(307kcal)
●「豚肉カルビ」 450円(342kcal)
7月中旬までの販売予定です。
今日は日本サブウェイ株式会社 販促部 部長の
川端祥公さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
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