「梅にゅうめん」
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』の小島まきさんです。
Q① 小島さんの近況は?
今年も梅の季節がやってきて、梅雨の晴れ間に
両親と手分けして梅をちぎり、梅シロップと梅干し用に
漬けこみました。今年は梅の実が沢山実っていて、
摘果をしなかったためいつもよりも小ぶりな梅が
多かったです。
また、収穫中に珍しい双子の梅を見つけました。
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
今日は梅干しを使って軽食や夜食にぴったりの
梅にゅうめんの作り方をご紹介します。
梅干しは 、クエン酸の働きにより疲労回復や
カルシウムの吸収促進、また体の酸性化を
中和させるアルカリ性食品であることから
老化防止にも効果があるとされています。
それから、今回梅干しと一緒に添える青シソも
今が旬の香味野菜です。青シソは胃の働きを良くし、
食欲を増進し、毒消し作用、発汗作用など
様々な効能があります。
これからの湿度が高く暑い時期に梅干しや
青シソを取り入れて体調を整えていきたいものです。
材料2人分
そうめん 2束(100g)
だし汁 500cc
梅干し 15g(種あり)
青シソ 2枚
塩 小さじ1/2
薄口しょうゆ 小さじ2
ゆず胡椒 お好みで
だし汁 (にゅうめん使用の2倍量)
水1.1ℓ
昆布 5㎝×10㎝1枚
鰹節 25g
梅干しは種を取り出し、果肉を包丁でみじん切りの
ようにしてたたいておきます。
青シソは洗ってキッチンペーパーなどで
水気をふき取り、千切りにしておきます。
鍋にたっぷりの水を沸かし、充分に沸騰したら
そうめんを入れて茹でます。
最初に少しかきまぜ、しばらくして沸騰してきたら
コップ1杯くらいの差し水をします。
再び沸騰してきたら味見して
麺が柔らかくなっていたらザルに上げ、
流水でよく洗います。
だし汁を鍋に入れ、中火にかけ温まってきたら
塩、薄口しょうゆの順に加え味を見ます。
ここでは少し薄めの状態にしておきます。
だし汁にそうめんを加え、沸騰直前で火を止めます。
器に盛り付け、梅干しと青シソを添え、
好みでゆず胡椒を加えながらいただきます。
食べ進むうちに汗が出てきて、
体温を下げてくれますので冷たい飲み物を
よく飲まれる方にお勧めです。
だしの取り方
鍋に水と昆布を入れて極弱火にかけ、
昆布からふつふつと泡が出てきたら
鰹節を加え5分そのままにして火を止めます。
ザルにキッチンペーパーを敷いたもので静かに濾し、
残りの鰹節は絞らないようにします。
冷ましてから冷蔵庫で2,3日持ちますので
活用してください。
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