株式会社ビッグウイング
企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日は「しろくまのきもち」サマースカーフがヒット中の
「株式会社ビッグウイング」のヒミツに迫ります。
株式会社ビッグウイングは、
1995年会社設立、主にナイフを扱うアウトドア商品の
輸入卸として創業。
その後、アメリカ、ヨーロッパから機能性・デザインに
特化した商品を輸入し、ライトやダッチオーブンをはじめ
幅広くアイテム数を増やしアウトドアの専門店を中心に
提供してきました。
近年の人気ブランドとしては、イギリスの軍用寝袋の
近年の人気ブランドとしては、イギリスの軍用寝袋の
パイオニアである“スナッグパック”や、
アメリカで創業100年を迎えた真空断熱ステンレス
ボトルの“スタンレー”などがありますが、
これらはアウトドアをしない人たちにも、
機能性とデザイン性が認められ、ファッション関連や
日用品のセレクトショップなどにも市場を広げています。
お話を伺ったのは、株式会社ビッグウイング
お話を伺ったのは、株式会社ビッグウイング
CCR事業部 マネージャーの田村賢嗣さんです。
Q 「ビッグウイング」という社名の由来を教えて下さい。
アウトドアを愛する人たちに、より良い
アウトドアライフを楽しんでいただくことを
コンセプトに、アウトドア先進国であるアメリカや、
ヨーロッパから優れた商品を発掘し、日本のユーザーに
お届けしたいと会社をスタートしました。
大きな翼で世界に羽ばたき、積極的に良い商品を
見つけてくるという決意のもとビッグウイングと
名付けました。
Q 「ビッグウイング」の大ヒット商品は、
「しろくまのきもち」ですが、この商品は、
いつごろどんなきっかけで開発されたものですか?
累計でどのくらい売れていますか?
実は10年近く前から、地球温暖化対策として
冷却商材はエコという意味でも需要があると考え、
類似商品をアメリカから輸入して一部の
アウトドア専門店で販売しておりました。
しかしながら、品質的に問題が生じ、その改善を
アメリカメーカーに求めましたが、理解、対応をして
貰えず、致し方なく当社で開発するという方向に
なりました。 これが6年ほど前の話です。
もし、アメリカメーカーが当社の要望に理解を示し、
協力的であったなら今の「しろくまのきもち」は
誕生していなかったことになります。
「しろくまのきもち」サマースカーフを発売して
今年で5年目です。昨年までの4年間の店頭実売枚数が
430万枚に達し、本年度計画が120万枚ですから、
5年間で550万枚の実売を目標としております。
Q この商品の開発のポイントを教えてください。
開発当初は、まだ家庭内で使用するものが一般的で、
首に巻くには太かったり、重かったりで、見た目にも、
機能面でも使い辛いものがほとんどでした。
そこで、この
「水さえあればどこでも使える吸水ポリマー」を
使って、出来る限り使い易さと着け心地にこだわって
商品開発をすることにしたのです。
こだわりは4つ
①水に浸けるだけで、均等に膨らんで使いやすくしたい。
①水に浸けるだけで、均等に膨らんで使いやすくしたい。
そんな想いからシート状の高分子吸水ポリマーを独自開発し、
安全性にもこだわり日本の大手メーカーで製造したものを
使用しています。
②小さなお子様の首に細長いもの巻くのは心配と考え、
『安心リング』を考案しました。
結ぶのではなくこのリングで留めていれば、
万が一どこかに引っかかったりしても、リングの割れ目から
スカーフがスルリと外れて首を絞めつける心配がありません。
また、スカーフをリングに通すだけなので、
お子様やご年配の方でも簡単に使用していただけます。
③生地はポリエステルなどの化学繊維ではなく
③生地はポリエステルなどの化学繊維ではなく
綿100%を使用。
吸水性に優れた綿の特徴を生かして蓄えた水分を
ポリマーからスカーフの外へと効果的に
発散させることができるからです。
④縫い目が肌に直接当たらないようにセンター縫製に。
そして5か所のステッチやポリマー部分の端を
V字縫製することで、首馴染みを追求しました。
Q 「しろくまのきもち」というネーミングの由来は?
Q 「しろくまのきもち」というネーミングの由来は?
子供から大人まで、安心・快適にお使い頂けるように、
こだわりを持って商品開発をしてきましたので、
ネーミングに於いても親しみをもって頂けるイメージを
大切に考えたいと思っていました。そんな時、
沢山の候補の中で、きらりと光ったのが
『しろくまのきもち』でした。
想いとしては2つあるのですが、
想いとしては2つあるのですが、
そのひとつが、商品を首に巻いたときの、
ひんやりとした気持ち良さを、氷の上で快適に寛ぐ
しろくまの姿に重ね、快適さを共感していただきたい点、
もうひとつは、水だけで繰り返し使える
サマースカーフを首に巻いて、無理なくエコ生活を
実践していただき、少しでも地球温暖化に歯止めを
かけたい。一人でも多くの方が、しろくまのきもちに
寄り添って頂ければという想いを込めました。
みなさんもぜひ、
みなさんもぜひ、
『白くまはどんなきもちでいるのかな?』と想いを
巡らせてみて下さい。
きっとやさしい気持ちになって頂けるのではないでしょうか?
Q 「しろくまのきもち」のホームページでは、
きっとやさしい気持ちになって頂けるのではないでしょうか?
Q 「しろくまのきもち」のホームページでは、
熱中症対策についてのコンテンツがありますが、
簡単に内容をご説明ください。
はい、しろくまのきもち勉強会と題して、
医学博士の吉田たかよし先生が熱中症と、
その対策をわかりやすくアドバイスして下さっています。
先生によると、熱中症は命にかかわる病気ですが、
日常生活の工夫やこころがけで予防できるそうです。
対策としては
対策としては
1.暑さを避ける (エアコンと扇風機の併用・
涼しい服装・直射日光を避けるなど)
2.こまめな水分補給 (塩分の補給も必要)
3.体温調節を司る脳の温度を正常に保つことが重要
(首の血管を冷やす)
とおっしゃっています。
特に高齢者は自覚が薄れ体温調整も遅れがちになりやすく、
エアコン嫌いや過剰な節電意識から危険な状態に気づかず
過ごしている事も多いそうです。
子供も体温調節機能が未発達な上、体表面積が大人より
大きく、熱を吸収しやすいそうです。
屋外では地面に近いほど気温が高い為、
幼児の身長では大人より3℃高い状態になるそうです。
ですから、高齢者や子供に対しては、周りの人が
気をつけてあげるようにしましょう。
と、アドバイスしてくださっています。
Q そのほか「ビッグウイング」の製品に関する
Q そのほか「ビッグウイング」の製品に関する
なにか面白いエピソードなどあればお願いします。
(「しろくまのきもち」以外の製品でも結構です。)
昨年の秋、医学博士の吉田たかよし先生にお会いする
機会がありました。その時、先生の方から、
『夏にしろくまのきもちを巻くのは医学的にも
理にかなっている。』とお話を頂きました。
それまで、私たちは実際しろくまのきもちを使って
『首を冷やすことか有効だと』実感はしていたものの、
身体のメカニズムまでは理解していなかったので、
正直、驚きました。
また、一般的に熱が出ると、おでこを冷やすという
イメージがありますが、先生によると、
人間の頭は分厚い頭蓋骨によって守られているので、
おでこを冷やしても気持ちは良いですが、
体温を下げたりといった効果は期待できないそうです。
また、氷の塊などで冷やすのは、かき氷を食べて
頭が痛くなるのと同じ現象(アイスクリームヘデック)を
おこすので、やさしく継続的に水の力で冷やすのが
良いともおっしゃっていました。
Qそのほか、オススメのサービス、
Qそのほか、オススメのサービス、
キャンペーンなどPRしたい案件があればお願いします。
夏休みに先がけ、フリーサイズとキッズサイズを
夏休みに先がけ、フリーサイズとキッズサイズを
セットにした『おやこパック』 を6月20日から
限定発売しています。暑さ対策としてはもちろんですが、
親子でエコや節電について考えるきっかけにして
頂ければと思っています。
夏休みの自由研究材料としてもオススメです。
『おやこパック』はなかよし親子のための特別価格で
提供しています。こちらは、数量限定ですので
是非お早めにご購入いただければと思います。
今日は、株式会社ビッグウイング
CCR事業部 マネージャーの田村賢嗣さんに
お話を伺いました。
田村さん、ありがとうございました!
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スタジオには「しろくまのきもち」が用意されました♪♪
今年の夏の暑さには大活躍しそう★
株式会社ビッグウイング オフィシャルサイト
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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
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