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「ローン・レンジャー」

毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
毎週、松崎ひろゆきが選んだ映画をご紹介しています。
 
今日ご紹介するのは、
現在大ヒット公開中の「ローン・レンジャー」です。
 
この作品、製作ジェリー・ブラッカイマー、
監督ゴア・ヴァービンスキー、
そして主演ジョニー・デップと、あの大ヒットシリーズ
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のチームが再結集して
作り出した新たな映画ということで注目されていますよね。
 
もともとこのお話は、1930年台に人気だった
ラジオドラマが原作。その後テレビ・シリーズ化され
日本でも大人気となりました。
今回、大ヒットチームが再結集して、
一大エンターテイメント作品として映像化されました。
 
ジョニー・デップ主演作品は、このコーナーでも
何度かとりあげていますが、いまハリウッドで、
最も面白い企画は、すべて彼のもとに集まってくると
言われていますから、面白さについては保証済みという訳です。
 
個人的な感想ですが、ジョニー・デップって、
映画の中で大変な状況に陥ったときに「ナヌ?」って
表情をしますよね。このとぼけた「ナヌ?」が
アクションの合間に見せられると、ファンとしては
「キタ~ッ」って感じになってきます。
 
そんなジョニー・デップですが、今回は、
ネイティブ・アメリカン役。
しかも、顔を真っ白に塗った個性的なメイクです。
このメイク、一見すると胡散臭く感じるかもしれませんが、
このメイクには、ジョニー・デップの思い入れが
詰まっているそうです。
 
彼はアメリカ先住民を題材にした作品を多く手がける
画家カービー・サトラーの作品『I Am Crow』を
参考にメイクを決めたそうです。
実は、ジョニー・デップには、ネイティブ・アメリカンの
血が流れているそうで、この役に関する入れ込みも
かなりのものがあったらしいのです。
 
ジョニーが演じているのは、少年時代の忌まわしい
事件のせいで復讐に燃えている悪霊ハンターのトント。
彼は、自らの願いをかなえるため、瀕死の重傷を負った
ジョンという男性を不思議な力で甦らせます。
 
正義感の強いジョンは、目的のためには手段を
選ばないトントと最初は対立しますが、愛するものを
奪われたことをきっかけに、黒いマスクをつけた
謎のヒーロー、ローン・レンジャーに変身!
トントと共に、悪に挑みます!
 
ローン・レンジャーを演じているのは、
「ソーシャル・ネットワーク」で注目された若手
アーミー・ハマー。端正な顔と196センチという高い身長で
正義感あふれるローン・レンジャーを演じています。
ジョニー・デップ演じるトントと、凸凹だけど
かっこいいコンビを組んでいます。
 
そしてなんといっても見逃せないのが、
超大作らしいスケール感!CGをなるだけ使わずに
製作されたということで、舞台となるアメリカ南西部では、
7か月ものロケを実施。
クライマックスとなる11分の列車アクションシーンでは
実際に線路と列車を作り、その中で撮影が行われたそうです。
息もつかせぬスピード感と、迫力満点のアクションは必見!
 
とにかく、クライマックスの11分間は、
アクションにつぐアクション。
ファン的に言うならば、「アクション」そして「ナヌ?」
また「アクション」、そして「ナヌ?」
また「アクション」そして「ナヌ?」って感じの終わりなき
「ナヌ?」の嵐が見られます。
 
ジョニー・デップ・ファンは、そこんとこを決して
見逃さないでくださいね。
 
スカッとした気分にさせてくれる、
夏休みにピッタリの1作ですよ!
 
 
今日ご紹介した映画「ローン・レンジャー」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■シネプレックス熊本
■イオンシネマ熊本
で、現在公開中です。
 
 
ここでプレゼントのお知らせ。
「ローン・レンジャー」映画オリジナルの
キーチェーンを抽選で2人にプレゼント。


写真0806.JPG

プレゼント応募の宛先は、
FAX: 096-355-5200
 
締め切りは本日(8月6日)中必着でお願いします。
プレゼント当選者は発送をもって
発表に代えさせて頂きます。
 
「ローン・レンジャー」オフィシャルサイト

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