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「送りだご」

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 「やさしいごはん」
 
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』の小島まきさんです。

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Q① 小島さんの近況は?
 
先日、アルチザンクラブ主催の親子食育セミナーの
お世話係をさせていただきました。
 
女性の生産者さんによるかぼちゃのお話しや、
野菜作りや暮らしにまつわる絵本の読み聞かせ、
そして氷と塩で冷やす力を利用した
みかんシャーベット作りを行いました。
 
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
 
今日はお盆の中日ということで、15日又は16日に作る
「送りだご」の作り方をご紹介します。
 
私の祖母宅ではお盆の団子を盆の入りのあんこだごと、
盆の終わりのきなこだごの2回作っています。
地方によって、あんこの団子、おはぎ、
白い団子と日替わりで作ることもあるそうです。
 
団子の種類や形は各地で様々のようですが、何でも、
祖母の話では盆が終わり家に帰ってきていた祖先が
あの世へ戻る際に担いで帰りやすいように、
送りだごは俵型に作る、ということでした。
 
今回は米の粉ともち米粉を半分ずつ使っています。
 
材料 12個~13個分
 
米粉 100g
もち粉 100g
砂糖 30g
熱湯 200cc前後
きな粉 100g
黒砂糖 150g
塩 小さじ1/2
 
きな粉と砂糖、塩を合わせてよく混ぜておきます。
そして鍋にたっぷりの湯を沸かしておきます。
別のボウルに氷を沢山入れておきます。
ここまでが準備です。
 
まず、ボウルに米粉、もち粉、砂糖を合わせ
泡だて器でよくかき混ぜます。

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そこへ沸騰した湯を少しずつ注ぎながら
箸でかき混ぜます。

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だいたいまとまったら手でこね合わせ、まとめます。
手につきやすいので時々手水をつけながら行ってください。

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沸騰した湯で団子を俵型に丸めて茹でていきます。
団子が湯の表面に浮かんできてからさらに1分ほど茹で、
氷の中に取り出します。
 
表面が冷えて締まったら水気を切ってきな粉の中に入れ、
たっぷりときな粉を絡めます。

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きな粉が苦手な方はそのまま、あるいはみりんと
しょうゆでみたらしのたれを作ってかけてもおいしいです。
 
先祖にお供えをしてから召し上がって下さい。
 
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