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「スター・トレック イントゥ・ダークネス」

毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
毎週、松崎ひろゆきが選んだ映画をご紹介しています。
 
今日ご紹介するのは、現在公開中の
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」です。
 
「スター・トレック」といえば、
「スター・ウォーズ」と並ぶSF大作シリーズとして、
世界中にたくさんのファンを持っていますよね。
もともとは1966年にテレビドラマとしてスタートし、
これまでにテレビシリーズが5本、劇場版映画が
11本作られています。今日ご紹介する
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は、
劇場版映画12作目で、シリーズ最新作です。
 
舞台は西暦2259年。
U.S.Sエンタープライズ号は、未知の惑星ニビルの
探索中に巨大な地殻変動に遭遇。
原住民と副長のスポックを救うため、
重大な規則違反を犯した船長のカークは、
地球に戻ると船長を解任されてしまいます。
同じころ、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が
何者かによって破壊され、カークたちも
サンフランシスコの艦隊本部に召集されるのですが、
そこも敵の攻撃を受けてしまいます・・。
ジョン・ハリソンと名乗る謎の人物を追って、
カーク船長たちは、再び宇宙に旅立つことに
なるのですが・・・・・
 
「スター・トレック」は長い歴史を持つ
シリーズなので、「イチゲンサン」のファンには、
難しい作品と言われてきましたが、
新たなファンのために一番最初のテレビシリーズより
前に時間を戻し、キャストも一新して作られたのが
今回より一つ前の作品、2009年に公開された
劇場版映画「スター・トレック」でした。
 
この作品の大ヒットにより、
新しいスタートレック・ファンが生まれ、
今回の作品は、その続編にあたります。
続編ではありますが、この映画も
スター・トレックという作品を知らない人でも
楽しめるように作られているので、
初心者にはもってこい!
 
ここからさかのぼって前のテレビシリーズを
見返してもいいし、この映画のストーリーは
「宇宙大作戦」にも描かれていないエピソードなので、
熱心なトレッキーでも十分楽しめるように
なっているんです。
おなじみのサブ・キャラであるスポックや
操舵士ヒカル・スールーや機関主任のスコティなどにも、
ちゃんと見せ場が用意されていますので、
ファンはお楽しみに!
 
おなじみのキャストに加えて、今回は、
悪役・ジョン・ハリソン役にイギリスの人気スター・
ベネディクト・カンバーバッチがキャスティング
されているところが話題です。
 
大ヒットテレビシリーズ「シャーロック」で
人気の彼ですが、単なる悪役でなく、
かなり魅力的なキャラクターとして演じています。
この映画のキャンペーンのため、日本でもさまざま
メディアに登場し、彼が表紙を飾った雑誌は
軒並み売り上げがアップするという現象まで
巻き起こしました。
今回の作品で「謎の男」として登場する彼の正体も、
長年のファンなら嬉しくなる展開となっていますので、
お楽しみに!
 
監督は、前作「スター・トレック」を担当した
J.J.エイブラムス。
社会現象となったテレビシリーズ「LOST」や
映画「ミッション・インポッシブル3」や
「スーパーエイト」などで知られる売れっ子ですが、
なんと次回作は、「スター・ウォーズ」シリーズ
7作目の監督を担当することになっているんです!
「スター・トレック」と「スター・ウォーズ」。
2大ヒットシリーズを担当するというのは、
まさに才能の塊。
「21世紀のスピルバーグ」とエイブラムス監督が
呼ばれるのも、なるほどです・
いろんな意味で見逃せない1本ですよ!
 
今日ご紹介した映画
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■シネプレックス熊本
■イオンシネマ熊本
で、現在公開中です。
 
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
オフィシャルサイト
 
詳しくはここ↓