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「マン・オブ・スティール」

毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
毎週、松崎ひろゆきが選んだ映画をご紹介しています。
 
今日ご紹介するのは、
現在公開中の「マン・オブ・スティール」です。
 
アメリカンコミックのヒーローといえば、
みなさん何を思い浮かべるでしょうか?
「バットマン」や「スパイダーマン」、
「アイアンマン」など、映画でも大ヒットした様々な
ヒーローがいますが、元祖ヒーローといえば、
何といってもスーパーマンですよね!
 
最初のスーパーマンがコミックスで描かれたのは、1938年。
75年間にわたって全世界で愛される鋼鉄の男・スーパーマン。
今日ご紹介する「マン・オブ・スティール」は、
この元祖ヒーロー・スーパーマンの
誕生の物語を描いた話題作です!
 
スーパーマンの映画といえば、1978年に公開され
大ヒットしたリチャード・ドナー監督の
「スーパーマン」を思い浮かべる方が多いですよね。
クリストファー・リーブ主演で4作が製作され、
スーパーマンというと「彼」というイメージの方も
多いんではないでしょうか?
しかし今回の「マン・オブ・スティール」は、
この映画で描かれた明るくアメリカンなヒーロー
というイメージを一新!
「ダークナイト」のクリストファー・ノーランが製作、
「300(スリーハンドレッド)」やウォッチメン」の
ザック・スナイダーが監督を担当。
1人の青年がヒーローとして、目覚めていくまでを、
深い人間ドラマと最新のVFXで描き出しています。
 
スーパーマンは、爆発寸前の惑星クリプトンから
実の父によって地球へと送り出された宇宙人。
カンザスの農家で優しい両親のもと、
クラーク・ケントとして育てられた彼は、
やがて自らの出生の秘密を知り、
どう生きるのか深く悩みます。
今回の作品では、これまであまり描かれなかった、
この少年時代と親子関係に
スポットを当てているのが特徴。
クリプトン星の実の父をラッセル・クロウが。
地球での両親をケビン・コスナーと
ダイアン・レインが演じていて、
この親子の絆にはかなりグッときます。
 
今回の作品での大きなテーマは、
「自分たちより圧倒的に力を持つ超人を
人類は受け入れることができるか?」。
 
これまでのこの手の物語では、「超人・イコール・善人」
というお約束のもとに物語が進行していましたが、
この映画では、超人の存在を多くの地球人が
恐怖するという展開に驚かされます。
クライマックスの「ある展開」でその解答は
示されるのですが、なかなか泣けるシーンです。
 
そして見逃せないのがアクション!革新的な映像で、
映画ファンをうならせてきた
ザック監督だけに、今回も素晴らしいビジュアルと
アクションで驚かせてくれます!
特に圧倒的なスピード感は、
ぜひ映画館で体験していただきたいもの。
きっとあなたも空を飛ぶ感覚を体験できるでしょう。
 
この作品は、すでに世界中で大ヒットし、
続編の製作も決まっています。
次回作では、なんとあの「バットマン」との
共演が決定しています。
「バットマン」役は、現在ベン・アフレックが
噂されていますが、熱心なファンから、
「イメージに合わない」と反対運動も起きています。
ひょっとしたら別のキャストになるかもしれませんね。
「スーパーマン」役のヘンリー・カヴィルは
続投が決定しています。映画ファンは必見です!
 
今日ご紹介した映画「マン・オブ・スティール」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■シネプレックス熊本
■イオンシネマ熊本
で、現在公開中です。
 
「マン・オブ・スティール」オフィシャルサイト
 
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