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熊本日豪協会・藤川いずみさん

あらゆるジャンルの注目の人にインタビューする
ヒューマンラボ。
今日は、今年で40周年を迎えた熊本日豪協会を紹介します。
 
来週の16日(月・祝)から23日(月・祝)まで、
「くまもとオーストラリア・ウィーク2013」と題して、
40周年を記念して様々なイベントが行われます。
 
今日は、統括プロデューサーとして、
また箏の演奏家としてもイベントに参加される、
藤川いずみさんにスタジオにお越し頂きました。

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Q1、箏演奏家として活躍中の藤川さんですが、
今回はプロデューサーも兼ねてらっしゃいますね、
藤川さんとオーストラリアのかかわりを教えて下さい。
 
初めてオーストラリアに行ったのは2004年ですが、
それ以前にも関わりがありました。
オーストラリア出身のヒュー・デフィランティさんという方が
熊本の肥後琵琶を研究していらっしゃるのですが、
南関には最後の琵琶法師の山鹿良之さんという方が
いらっしゃったんです。
 
それで、私がこのヒューさんを車に乗せて通っていて
研究を手伝っていました。
今はこのヒューさん、東京工業大学の准教授をされています。
私は邦楽ジャーナルという所に肥後琵琶の記事を載せて
そこから関わりが始まりました。
 
Q2、熊本日豪協会交流40周年を迎えたわけですが、
その交流の始まりは意外と知られていない
きっかけがあるそうですね?
 
私も協会に入って初めて知りました。
第二次世界大戦の時、昭和17年、6月1日。
山鹿出身の松尾敬宇という中佐が特殊潜航艇で
シドニーに突撃し死去します。
この時、オーストラリアの海軍は1週間後に
敵国であるにも関わらず
海軍葬という最高の礼で弔いました。
このことがきっかけとされています。
 
この山鹿出身の松尾敬宇さん。
菊池神社の境内の中に銅像があります。
また、この松尾敬宇さんのお話がアニメにもなっています。
熊本県立装飾古墳館の分館で上映されています。
 
Q3、現在ではどのような交流が行われているのですか?
 
人的交流といって留学生の受け入れ。
歴史的検証、そして今は文化交流という流れになってます。
 
先日番組にも出演して頂きました翻訳家の田島巳起子さんが
翻訳された「ジェシカ16歳 夢が私に勇気をくれた」。
こちらが今度、映画化されます。
このジェシカ=ワトソンさん、
オーストラリア側の青少年交流の顔的存在にもなっています。
 
グローバルビート出演中の坂本さんは、
オーストラリアで太鼓の先生をしていらっしゃいます。
今年日本外務大臣賞を受賞されます。
今回の「くまもと日豪交流音楽祭」の中で演奏もされます。
 
Q4、今回は40周年を記念して様々な催しが
企画されています。紹介して頂けますか?
 
来週の16日(月・祝)から
23日(月・祝)まで開催される、
熊本日豪協会交流40周年記念
「くまもとオーストラリア・ウィーク2013」
 
色んな展示・映像部門
花畑町の崇城大学ギャラリーにて開催。
入場は無料です。
ここでオーストラリアと日本の地域感・オーストラリアの魅力を
ご堪能頂けます。
ラムサール条約で認定された荒尾干潟に来る渡り鳥についての
映像もあります。
 
オーストラリアから英語教育のカリスマが来日されます。
大西英水先生のおもしろ英語講座が10回シリーズで開催。
 
サカモトチカさんの留学セミナー。
オーストラリアの留学最新情報を知る事が出来ます。
 
翻訳家の田島巳起子さんの講演会も開かれます。
 
また、9月23日(祝)にはくまもと新都心プラザホール5階で、
「くまもと日豪交流音楽祭」が開かれます。
こちらも入場無料です。
詳しくは下記のFaceBookをご覧頂くか、
事務局にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先
熊本日豪協会事務局
TEL 096-326-3208
(担当/高吉さん)
 
FaceBook
https://www.facebook.com/kmjaussociety/

ヒューマンラボ。
本日のご出演は、来週の16日(月・祝)から
23日(月・祝)まで開催される、
熊本日豪協会交流40周年記念
「くまもとオーストラリア・ウィーク2013」
統括プロデューサーで箏演奏家の藤川いずみさんでした。
ありがとうございました!
 
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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
 
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