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「かぼちゃの煮物」

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』小島まきさんです。

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Q① 小島さんの近況は?
 
最近、空いている時間を使い家の中の使わない物を
少しずつ減らしています。
まだ手つかずの場所ばかりでどんどん新しく
入ってくるものもありますが、
少しでもすっきりしていくと過ごしやすくなるので、
涼しくなってきたこの時期に更に進めていこうと思います。
 
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
 
今日は旬のかぼちゃを使った基本の料理である
「かぼちゃの煮物」の作り方をご紹介します。
 
かぼちゃはカロテンをはじめとしてビタミンを多く含み、
食物繊維も豊富です。
皮膚の抵抗力や身体の免疫力を高めたり、
活性酸素の働きを抑制したりと様々な働きをするそうです。

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最近では日本で育てられているかぼちゃの種類が
豊富で大きく分けると日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、
ペポかぼちゃに分類されるそうです。
 
今日のかぼちゃの煮物で使ったのは西洋かぼちゃの中
の栗かぼちゃと呼ばれる比較的水分が少なく
ホクホクとした食感のかぼちゃです。
かぼちゃによっては水分が多く、スープやソテー、
天ぷらなどに向くものもありますので、
工夫しながら違いを楽しんでもらえたらと思います。
 
材料 4~5人分
 
栗かぼちゃ 350g
昆布 5㎝角1枚
水 約150ml
本みりん 50ml
薄口しょうゆ 大さじ1+1/2
 
まず、かぼちゃを洗い水気を切ります。
 
分量を切り分けたら種をスプーンなどで取り除き、
皮をつけたまま4~5㎝角の立方体に切り分けます。
煮崩れが気になる方はここで切り分けたかぼちゃの四隅と
角になる部分を少しずつ包丁で削り取る
「面取り」という作業をします。
 
家庭で作って召し上がる時には量がそう多くない時には、
煮崩れはさほど気にならないと思いますので
この過程は省いていただいてもけっこうです。
 
それから、小鍋に昆布を入れ、その上にかぼちゃを
皮を下にして並べ、水を加えます。
このとき、かぼちゃが少し水から出るくらいに調節します。
 
本みりんと薄口しょうゆを加え、鍋を強めの中火にかけます。
沸騰してきたらアルミホイルの真ん中に穴を開けたもので
落し蓋をして弱火にし、10分~15分煮ます。

2013.9FMK3.jpg
 
スッとくしが通るまで煮えたら出来上がりです。
火を止め、落し蓋を外してそのまま冷まして
味をしみこませます。

2013.9FMK4.jpg
 
温めなおしても、冷たく冷やしても良いと思います。
煮物が残ったら味噌汁やスープの具にしたり、
つぶして水分を飛ばし、春巻きの具に使ったりと
活用することができますのでお試しください。
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