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「里芋と肉団子のあっさり煮」

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』の小島まきさんです。

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Q① 小島さんの近況は?
 
最近は主に祖母の畑などで、さつまいもや里芋、栗に梨、柿など
秋ならではの豊富な作物の収穫を楽しませてもらっています。
それぞれに収穫の方法があり、
年に一度なのでなかなか上達しないままです。
 
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
 
今日は旬の野菜、里芋を使った
「里芋と肉団子のあっさり煮」の作り方をご紹介します。
 
里芋は毎年この季節になるとこのやさしいごはんの
コーナーでご紹介していますが、カリウムを多く含むため
体内の塩分を排泄する助けをしてくれます。

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また、ムチンという粘りの成分が体の免疫力を
高めてくれるそうです。 
多くはでんぷん質ですのでエネルギーに変わりやすく、
アミノ酸も豊富に含んでいます。夏バテの症状が出て
風邪をひきやすくなる季節ですので、里芋を食べて
予防するのもおすすめです。
 
里芋の種類は沢山ありますが、大きく分けて
比較的固めで煮崩れしにくい白芋と、
ホクホクとした食感の柔らかい赤芋があります。
お好みや調理法に合わせて選んでみてください。
 
材料 4~5人分
鶏ミンチ 125g
豚ミンチ 125g
しょうが 20g
卵 1個
パン粉 35g
塩 小さじ3/4
黒こしょう 小さじ1/2
 
里芋(皮付き) 350g
生芋糸こんにゃく 120g
水 650cc
昆布 5㎝角1枚
塩 小さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1と1/2
飾り用 かいわれ大根など
 
まず、糸こんにゃくをざるに上げ、小鍋にこんにゃくと
かぶるくらいの水を加え中火にかけます。

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沸騰したら弱火にして5分あく抜きをします。
それからざるに上げておきます。

里芋は洗って皮をむき、軽く洗って大きいものは
一口大に切り、鍋にこんにゃくと共に入れて昆布、
水を加え中火にかけます。

沸騰したら弱火にして、5分~10分里芋に火が通るまで煮ます。

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里芋が煮える間に肉団子の種を作っておきます。
 
ボウルにミンチ肉を合わせ、しょうがのしぼり汁、
卵、パン粉、塩、こしょうを加えよく混ぜ合わせます。
里芋に串を刺してみてすっと通るくらいに煮えたら
鍋の中身を塩、薄口しょうゆで調味し火を中火にして
肉団子の種をなるべく丸くなるように鍋に落としていきます。
煮汁を時々かけながら7分~8分ほど煮て出来上がりです。

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寒くなってきたら、この中に白菜など野菜を追加して
鍋のようにすると野菜を沢山食べられます。
 
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