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「きびなごの田作り」

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』小島まきさんです。

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Q① 小島さんの近況は?
 
今週は台湾から友人が我が家へ遊びに来ています。
昨年私がお世話になった家族の一人で、
今年の初めから1年間日本へワーキングホリデーで
滞在していました。
もうすぐ台湾へ帰るということで、
熊本へも遊びに来てくれました。
 
 
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
 
今日はお正月のお供え、おせち料理などにお勧めの
「きびなごの田作り」の作り方をご紹介します。
田作りは、カタクチイワシの稚魚を田んぼの
肥料として使っていたことから、豊作を祈願する
意味で新年に食べられるものだそうです。
 
今回はカタクチイワシの稚魚であるいりこではなく、
より食べ応えのある干しきびなごを使って
田作りを作ってみました。
 
きびなごには特にカルシウムや
ビタミンDが多く含まれ、DHAやEPAなど
不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
積極的に召し上がっていただきたい食材です。

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材料
干しきびなご50g
本みりん大さじ3
酒大さじ2
濃い口しょうゆ大さじ2
きび砂糖大さじ2
 
まず、小さめのボウルにみりん、酒、しょうゆ、
砂糖をしっかり混ぜ合わせておく。
 
それからフライパンにクッキングペーパーを敷き、
きびなごをなるべく広げて入れ、
弱めの中火で5~10分ほど時々かき混ぜながら
加熱します。

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触ってみてきびなごが軽くなり一つ食べてみて
香ばしく焼き上がっていたら
クッキングペーパーを取り、フライパンに
合わせておいた調味料を加え煮詰めていきます。
 
泡が大きくなってきてとろみがついてきたら
火を止め、バットや広い皿に広げて冷まします。

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ごまを振って出来上がりです。

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冷えてくると固まってくるので、
手でほぐして盛り付けます。
しっかりと味がついているので日持ちがします。
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