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「きっかけバス47」

あらゆるジャンルの“注目の人”にインタビューする
「ヒューマン・ラボ」。
 
今日は東北復興支援プロジェクト「きっかけバス47」
活動に取り組む熊本学園大学3年生の出口諒さん
2年生の宮崎泰樹さんがゲストでした。

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Q①ご出演の方のお名前と職業・所属を教えて下さい。
 
名前:出口諒(ふりがな)でぐちりょう
所属:熊本学園大学経済学部国際経済学科3年生
 
プロフィール:
私は現在就活真っ只中の3年生です。
昨年の7月にキャリア支援団体Colorsという学生団体を
友達と立ち上げ、現在熊本学園大学の40人の就活生と共に
「社会に出て、自分の色を発揮できる人間になる」という
目標の元、活動をしています。団体を通して、
学外の多くの人と触れあう機会ができました。
今回の「きっかけバス」もその一つで、
今は沢山のことにチャレンジさせてもらっています。
現在は就活を少し休んで、
今回のプロジェクトに全力を注いでいます。
よろしくお願いします。
 
名前:宮崎泰樹(ふりがな)みやざきたいき
所属:熊本学園大学商学部商学科2年
 
プロフィール:
1993年熊本市生まれ。3.11を契機に社会、
政治に関心も持つようになり独学。
2012年衆院選の若年投票率が37%という結果を受け
「若者の政治離れ」を危惧し若年投票率の向上と
熊本の活性化を目的に「わさもん政治学会」を設立。
若年投票率の向上のために2013年参院選では
熊本選挙区立候補者にインタビューを敢行。
また定期的に若者が熊本市の活性化のために政策立案を行い、
市議や有識者と意見交換等を行っている。
現在は税理士をめざし勉強しながら、
きっかけバスの目的に賛同し活動に参加している。
 
ホームページ、ブログなど:
 
Q②「きっかけバス47」の基本情報を教えて下さい。
 
公益社団法人助けあいジャパンという
東北復興支援を行っている団体の
一つのプロジェクトとして「きっかけバス」があります。
 
助けあいジャパン本部:東京本部事務局
〒106-0045東京都港区麻布十番1-10-10
ジュールA8Fdreamdesign内

助けあいジャパンHP:http://tasukeaijapan.jp/
きっかけバスHP:http://kikkakebus.tasukeaijapan.jp/
 
Q③「きっかけバス47」とは、
具体的にどんな活動なのですか?
 
震災から約3年、風化・風評被害に苦しむ東北に
再び目を向けてもらうべく、学生が主体となって動いている
東北復興支援プロジェクトです。
各都道府県から40人、全国で約2000人の学生が東北に行き、
東北では、防災の知識を学ぶ、実際の東北を見るという
目的があります。
東北から帰ってきてからは、東北で得た防災の知識、
実際の東北についての話を、多くの人に伝えていき、
それを連鎖させていく、そして、日本中がもう一度
東北に目を向けてもらうために活動しています。
 
Q④あなた方が、「きっかけバス47」の活動に
とりくむきっかけなどありましたら、詳しく教えてください。
 
ずっとメディアの情報でしか東北のことを知ることは
できなかった私は、震災後、ただ東北への募金をして
自己満足で終わっていました。
募金もいつの日かしなくなりました。
一昨年、仲のいい後輩から東北に行っている人の
東北のリアルな話を聞き、行きたいという想いが生れました。
そして、昨年の8月にFBでたまたまきっかけバスの投稿を
シェアした記事を見つけて、ぜひ参加したいと思い、
リーダー研修で東北に行ったのがきっかけです。(出口)
 
友人(同じく税理士を目指している)がきっかけバスの
副リーダーをしていて誘われたのがきっかけバスとの
出会いでした。最初は「私なんかでもいいのかな」と
最初は思いましたが、日に日に東北への思いがつのり、
参加するという決断に至りました。
東北、特に福島は個人的に強く思い入れがあります。
原発事故を契機に考え方や人生観が変わったという方も
たくさんいることでしょう。
また原発に対して是非があるのも周知の通りです。
メディアが報道してることが真実か見てきます。
人々の生活の実態はどうなのか聞いてきます。
被災地は今も被災地なのか感じてきます。(宮崎)
 
Q⑤東北復興のため、熊本県のチームはどんなことに
取り組む予定ですか?具体的に教えてください。
 
とにかく今回のプロジェクトを半永久的に続けて
いきたいと考えており、そのために東北から帰ってきてから、
より多くの人に東北で実際に体験した事について伝えていく
活動が必要になります。例えば、メンバーの母校での
講和活動、街頭での東北体験記etc…を
今のところ考えております。
また、周知活動として、募金活動なども取り組んで
いきたいと考えています。
 
Q⑥今回のプロジェクトのため寄付を
募っているそうですが、詳しく教えてください。
 
寄付金は、私たちの活動資金、ツアー資金にあてられます。
ただこの話だけすると「学生のツアー代を学生達の代わりに
大人達から出してもらおうとしているだけではないか??」
と思われるかもしれませんが、
実際私たちが今の東北に行くということは、
次に日本を引っ張っていく若い力が東北に行くということです。
未来に投資するというイメージを持ってもらえたらとおもいます。
今回のプロジェクトはただ、
学生が主体で動いているだけであって、
もっと多くの日本の人達を巻き込んでいきたいです。
なので、大人の方からは、寄付という形、
後援という形で応援、支援をしてもらいたいと思っています。
 
Q⑦これまでの活動の中で、
最も印象深いエピソードをお願いします。
 
活動自体あまりしていないのですが、
募金活動はするたびに印象に残ります。なぜなら、
子どもからお年寄り、少し怖いお兄さんたちも全ての
年齢層の人から募金、支援をしてもらえます。そして、
一言「頑張ってね。応援してるよ。」と言ってもらえます。
募金活動をしていて、人の温かさを感じることができるので、
毎回募金活動は印象深いものになりますね。
 
Q⑧これからの課題は何ですか?
 
ツアーから帰ってきてからの活動内容ですね。
ただ、今の段階では漠然と、多くの人に伝えていくという
想いだけがありますが、実際、社会とあまり関わりのない
私たち学生が大人だったり、多くの人に伝える手段がないです。
なので、どうやって大人のコミュニティーに入り込めるか、
伝える手段をどうするかが課題となっています。
 
Q⑨熊本県民にPRしたいことなどあれば教えてください。
 
今回のプロジェクトは本当に日本全体を動かせるプロジェクトです。
最初は本部の2人の東北へ行きたい想いから始まり、
そこから想いに集まった47都道府県のリーダーが増え、
そのリーダーから各都道府県40人ずつ、
約2000人のメンバーに想いが広がっていっていきました。
2人の東北への想いがいつしか2000人の東北への想いになり、
それが形として、動き出しています。次はこの2000人が
もっと多くの人に東北への想いを広げていきます。
このプロジェクトを成功させるためには、多くの人の力が必要です。
是非共感していただけた方、学生を応援してくださる方は
ご支援、ご協力をお願います。
 
今日は東北復興支援プロジェクト「きっかけバス47」の
活動に取り組む熊本学園大学3年生の出口諒さんと
2年生の宮崎泰樹さんがゲストでした。
ありがとうございました。
 
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