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熊本ACORNS

あらゆるジャンルの“注目の人”にインタビューする
「ヒューマン・ラボ」。
 
今日はタッチラグビーチーム「熊本ACORNS」代表の
安藤栄さんと、監督の堤裕高さんがゲストでした。
タッチラグビーについて詳しくお話を伺いました。

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Q① ご出演者のお名前と
番組でご紹介する際の所属・肩書き等を教えて下さい。
 
お名前:安藤 栄(あんどうさかえ)
所属・肩書き:熊本ACORNS代表
 
お名前:堤 裕高(つつみひろたか)
所属・肩書き:熊本ACORNS監督
 
Q② ご出演者全員のプロフィールを教えて下さい。
 
安藤:
ニュージーランドで初めてタッチラグビーに出会い、
ソーシャルチームでプレイし始めました。
その後、結婚を機に熊本に移住し熊本ACORNSを立ち上げて
タッチラグビーの普及に努める。
 
堤:
高校、大学、社会人(熊本と東京のクラブチーム)で
ラグビーをプレイする。
現在もピカソRFCにも所属。
3年前、安藤代表に出会い、昨年の
ジャパンタッチ協会主催の熊本でのタッチラグビーの
大会を機にエーコンズで一緒にプレイを始める。
 
Q③ 熊本ACORNSのチーム概要を教えて下さい。
 
2010年に発足し、現在は熊本県立大学 小峯グラウンドで
毎週日曜日の午後に練習しています。
九州各地で開かれている日本タッチラグビー協会主催の
大会にも積極的に参戦しています。
初心者を中心に下は小学2年生から60代まで
男女幅広い年齢層で楽しみながら行っています。
 
Q④ 熊本ACORNSを発足したきっかけや目的、
チーム名の由来などを教えて下さい。
 
発足のきっかけは、私(安藤)が熊本でも
タッチをやりたいと思っただけのシンプルな動機です。
しかし当時県内でチームを探しましたが見つからず、それなら
自分で集めようと考え少しずつ集まりだして現在に至ります。
タッチは老若男女が一緒になって楽しめる稀なスポーツで、
安全性が高くルールが超カンタンなんです。
それでいて運動量が豊富なのでとてもいいフィットネスに
なります。このタッチをもっと身近にプレー出来るような
環境を熊本で作っていきたいですね。
「ACORNS」とは英語でどんぐりの意。
Great oaks from little acorns grow.
(偉大なる樫の木も、ちいさなどんぐりから)
と、いうことわざがあるように、初めてタッチに触れた
人達(=Acorns)が成長し、やがて指導者(Oaks)となる。
そのOaksはやがてまた新たなAcornsを実らせこれを繰り返す。
そしてAcornsが世界中に広がる。
私達のチーム名にはこんな意味が込められています。
 
Q⑤ タッチラグビーの概要を教えて下さい。
 
タッチラグビー(Touch Rugby)は、ラグビーで用いられる
タックルを、より安全な「タッチ(後述)」に置き換えた、
より親しみやすい簡易型フットボール。
1960年代、オーストラリアでラグビーリーグ選手の
ウォームアップ用として始められたとされ、
簡単な競技方法から、次第に競技人口が拡大して行った。
現在、オーストラリア(現地では主に
「タッチ・フッティ(Touch Footy)」と呼ばれている)、
ニュージーランドを始め、アメリカ、カナダ、欧州各国等
広く競技されている。
日本では1989年、口元周策により紹介された。
Mixed,Mens,Womens,Over30等に分けられ試合が行われる。
また、サッカー等と同様に4年に1度World Cupが開催される。
2003年のWorld Cupは日本(埼玉県熊谷市)で行われ、
Mixed openで第3位に輝いた。
また全国各地でタッチラグビーの公式試合がある。
「JAPANカップ」、「関西大会」、「関東大会」、
「学生選手権」など多数開催されている。
基本的には社会人チームと学生チーム混ざって試合をしている。
 
Q⑥ タッチラグビーは「ラグビー」というより
「ラグビー風鬼ごっこ」のようなものだそうですが、
選手の人数やコートの広さ、ルールなどを教えて下さい。
 
タッチラグビーとは、1チーム6人がグラウンドに出て、
攻守交替を繰り返しながら相手チーム陣地奥にある
タッチダウンゾーンにボールをタッチダウンし、
得点を競うスポーツである。
ボールを持ったプレーヤーは自分より後ろの選手に
ボールをパスしながら、相手チームに6回タッチされない
間にタッチダウンをすると特典になる。
反則を起こしたり、相手チームに6回タッチされると
攻守交替となる。コートは50m×70mです。
 
Q⑦ ご出演者それぞれがタッチラグビーを
知ったのはいつ頃どんなきっかけでしたか?
 
安藤:
ニュージーランドに住んでいた頃に友達に誘われて。
 
堤:
12年頃前に高校のラグビー部の先輩から
ジャパンタッチ協会の方を紹介されて。
(現ジャパンタッチ協会理事長の口元周策氏)
 
Q⑧ タッチラグビーの面白さはどんなところでしょうか?
 
男女や年齢による差があまり出ず、誰でもフェアーに
プレイ出来る!ルールが超カンタンではじめやすい!
必要な道具がボールだけなのでどこでもできる!
よってお金もかからない!高い安全性が確保されている!
豊富な運動量でフィットネスにもピッタリ!
 
Q⑨ 日本国内、海外におけるタッチラグビーの普及や
人気の程度はどれくらいですか?
 
基本的にラグビーが盛んなオセアニアや南アフリカ、
ヨーロッパなどではとてもメジャーなスポーツですが、
日本では2003年にW杯が開催されていたことすら
あまり知られていません。
 
Q⑩ 今後の活動・試合などの予定や夢、
目標などを教えて下さい。
 
今後も毎週日曜日に練習を行っていき、
4月からの試合にも積極的に参加していきます!
いずれは熊本ACORNSから日本代表が出てほしいですねー。
引き続き普及活動をおこない県内のプレイヤーの数を
ふやしていきたいと思います。

熊本ACORNS オフィシャルサイト
http://www.geocities.jp/kumamotoacorns/

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