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「第二回 新・午前十時の映画祭  デジタルで甦る永遠の名作」

毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
毎週、松崎ひろゆきが選んだ映画をご紹介しています。
 
今日ご紹介するのは、「第二回 新・午前十時の映画祭
デジタルで甦る永遠の名作」
です。
 
映画の黄金時代に生まれた名作映画を
1年間にわたって連続上映する「午前十時の映画祭」。
往年の名作映画を、朝10時から上映するシステムで人気のこの企画。
去年4月からは、「新・午前十時の映画祭
デジタルで甦る永遠の名作」として全作品、高品質の
デジタルシステムでの上映に生まれ変わりました。
 
今年も今週末・4月5日土曜日から、
全国52の劇場で開催されるんですが、
「第二回」の注目は、日本映画が初登場することです!
選ばれたのは、
 
谷崎潤一郎の原作を映像派の
市川崑(いちかわ こん)監督が演出した
「細雪(ささめゆき)」、
 
時代劇で有名な内田吐夢(うちだ とむ)監督が
手がけた現代劇の傑作ミステリー
「飢餓海峡(きが かいきょう)」、
 
ヤクザ映画の歴史を変えたと言われる
深作欣二(ふかさく きんじ)監督の
「仁義なき戦い」、
 
テンポのいい演出がいま見ても新鮮な
川島雄三(かわしま ゆうぞう)監督の
「幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)」、
 
松本清張の原作、日本の美しい風景の中に潜む、
奥深い悲しみを描き出した
野村芳太郎(のむら よしたろう)監督の「砂の器」、
 
山田洋次(やまだ ようじ)監督が高倉健主演で
作ったヒューマン・ドラマの
「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」、
 
世界の映画祭で数多くの賞を受賞した
黒澤明(くろさわ あきら)監督の
「羅生門(らしょうもん)」、
 
そして、日本のコメディ映画の金字塔、
古沢憲吾(ふるさわ けんご)監督の
「ニッポン無責任時代」の8本。
 
1950年代から80年代までの、
バラエティ豊かな名作が揃っています。
 
このほか、外国映画は「俺たちに明日はない」や
「ゴースト/ニューヨークの幻」、
「さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)など
新しく選ばれた映画が11本。
そして、第1回~3回までの「午前十時の映画祭」で
上映された作品の中から6本が再上映されます。
 
熊本での上映館は、「TOHOシネマズ 光の森」で、
来年3月20日までの毎日、2週に1本ずつ上映が行われます。
料金は、1作品につき、一般1000円、
学生500円のリーズナブル・プライス!
学生だったら、全25作品をすべてみても1万2500円ですよ。
上映される作品は、映画の歴史に残る傑作ばっかりなので、
2週間に1回、通って観るってのもいいかもしれませんね。
 
スタートとなる今週土曜日、
4月5日からの作品は「オズの魔法使」です。
素晴らしい名作を大きなスクリーンで見られるまたとないチャンス!
このところ、古い日本映画も改めて評価されていますから、
ぜひこの機会にご覧になってみてください!
 
今日ご紹介した「第二回 新・午前十時の映画祭
デジタルで甦る永遠の名作」は、
■TOHOシネマズ 光の森 
で、今週土曜日・4月5日から、毎日午前10時からの開催です!
 
「第二回 新・午前十時の映画祭 デジタルで甦る永遠の名作」
オフィシャルサイト http://asa10.eiga.com/
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