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「丸永製菓株式会社」

企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日は「丸永製菓株式会社」のヒミツに迫ります。
 
「丸永製菓株式会社」は、福岡県久留米市に
本社を構えるアイスクリームメーカーです。

1933年、福岡県久留米市に永渕製菓所として創業。
当時は米菓や小豆を使用したお菓子等をつくる職人から
スタートしました。

1960年からアイスクリーム事業に進出。
一つ一つ作るお菓子作りとは違い、
製造ラインで一斉に作るアイスクリームの効率の良さ、
また当時はアイスキャンデーが飛ぶように売れていた
時代という事もあり、将来性に魅力を感じての進出でした。
代表的な商品として、「あいすまんじゅう」、「白くま」、
また九州では「おとぼけくん」なども人気です。
 
今日お話を伺ったのは、丸永製菓株式会社 取締役
マーケティング 兼 販売促進部長 永渕寛司さんです。
 
Q1 「丸永製菓」という社名の由来を教えてください。
 
創業者(現在の社長も)の苗字が「永渕」であることから、
○(まる)に永で丸永製菓。また、丸は○(えん)を表し途切れが無い、
そして永は永遠の永であり、
つまり「永遠に途切れることなく、繁栄していく」という願いも
込められています。
 
Q2 「丸永製菓」は、どんなイメージの会社を目指しているのですか?

外から見てどういうイメージに映るか、を意識するよりもまずは、
私たちはこだわりのある会社でありたい。
味、ひと手間かけた商品づくり、九州らしさ、
また地元の人たちに愛される会社でありたいと思っています。
 
よく一般の方たちや学校の方からも、
お電話で「工場見学は出来ますか?」というお問い合わせを
頂くのですが、今はそういう見学できるような設備になって
おりませんので、残念ながらご要望にお応えできていません。

しかし、将来的にはいつか、地元の子どもたちは皆、
丸永製菓の工場を見て良い思い出になるような、
そういう夢も持っています。
 
Q3 「丸永製菓」の大ヒット商品というと、
「あいすまんじゅう」が有名ですが、
この商品はいつごろ、どんなきっかけで
開発されたものですか?
また累計でどのくらい売れていますか?

 
あいすまんじゅうは1962年に発売しました。
弊社がアイスクリーム事業に進出してから2年後のことです。
当時は、冷たくて甘いアイスキャンデーがすごく人気があり、
競争も激しかったのです。
弊社も同じような商品を作っていたのですが、
やはり他の企業さんには無い、何か弊社らしい商品を作っていこう、
それまでに培ってきたお菓子作りの技術と発想をいかした
商品づくりをしよう、という考えに至りました。
その頃の記録があまりありませんので、推定ですが
累計8億個以上は販売していることになります。
 
Q④ 上記商品のセールスポイントや
開発秘話があれば教えてください。

 
開発当時、それまで培ってきたお菓子作りの技術と
発想をいかした商品づくり、ということで、バニラアイスの中に
あずき餡をそのまま入れました。
開発をはじめた頃は、餡が凍ってしまいカチカチに固く、
とても食べられるようなものではなかったのですが、
和菓子をつくっていた当時の職人さんたちが試行錯誤し、
ようやく冷凍庫からとりだしてすぐに食べても、
やわらかく美味しい餡ができました。
 
Q⑤ 「あいすまんじゅう」シリーズは、
さまざまな関連商品を生み出しているようですが、
詳しく教えてください。

あいすまんじゅうは通常のバニラ味の他に、
過去も含め数種類、フレーバーを替えた商品があります。
現在販売している商品では、あいすまんじゅう抹茶、
いちごあいすまんじゅう、栗あいすまんじゅう
(秋~冬限定フレーバー)です。
また、過去には、小倉あいすまんじゅう、
餅入りあいすまんじゅう、きなこあいすまんじゅう、
プリンあいすまんじゅう、などもありました。
 
Q6 「丸永製菓」では「九州名物シリーズ」という
ヒット商品があるそうですね。
各県ごとにどんな商品があるのですか?

九州全ての県を取り揃えているわけではありませんが、
例を挙げれば、
 
福岡:あまおう苺を使用した博多あまおうアイスバーや
あまおうカップ、八女茶を使用した八女茶カップや
抹茶白玉ぜんざい、八女抹茶もなか。
 
佐賀:もち米を使用したきなこもち、
 
大分:日田の梨を使用した和梨ソルベ、
 
宮崎:日向夏ソルベ、
 
熊本:ジャージー牛乳モナカ、
 
鹿児島:白くま、さつまいもを使用したおいももなか、
などがあります。
 
Q⑦ 「丸永製菓」の歴史の中で
もっとも印象的な出来事は何ですか?

長い間、九州を中心としてアイスを販売していましたが、
1990年代中旬より、全国に販路を拡げていった事、
またその際にコンビニエンスストアが全国にチェーン展開
されていましたが、その流通が追い風となり、
振り返りますと、まさにその時が弊社が九州から全国へと
販路を拡げたエポックメイキングな時期だったのだと思います。
 
以来、弊社では全国へのお客様相手にアイスを提供し
続けていますが、何かのチャンスというのは待っていても
訪れることはないと思います。また将来、
「まさにあの時の事が・・・」と振り返られるように、
積極性を大切にしたいと思います。
 
Q8 そのほか「丸永製菓」に関する
面白いエピソードなどあればお願いします。
 
今年の6月初旬に、あいすまんじゅうは、
モンド・セレクション金賞を受賞しました。
今回で18回目の受賞となります。受賞セレモニーは、
フランスのボルドーで開催されたのですが、
私もそのセレモニーに出席しました。
 
Q9 そのほか、オススメのアトラクション、サービス、
キャンペーンなどPRしたい案件があればお願いします。
 
白くまの消費者キャンペーン
「海賊とよばれたいクマキャンペーン」を5月31日~9月1日
(当日消印有効)の期間、実施中です。
対象商品はバータイプの白くま(1本入、6本入)、
北極白くま(1本入、6本入)、白くまトロピカル(6本入)です。

1本入を1ポイント、6本入りを3ポイントとし、
バーコードを6ポイント集めて応募すると、
抽選でプレゼントが当たります。
商品は、「とっておきのニッポンを贈る。
Made in Japan選べるギフトカタログ」を50名様に、
そして抽選にはずれた方の中からWチャンスとして
「オリジナル金属製しおり」が500名様に当たります。
 
ハガキにバーコードをテープなどでしっかりと貼り、
郵便番号、ご住所、お名前、電話番号、年齢、性別をご記入の上、
所定の郵便切手を貼り、〒530-8692 日本郵便株式会社
大阪北郵便局 私書箱388号
丸永製菓(株)「海賊とよばれたいクマキャンペーン係」宛に
ご郵送下さい。
 
今日お話を伺ったのは、丸永製菓株式会社 取締役
マーケティング 兼 販売促進部長 永渕寛司さんでした。
永渕さん、ありがとうございました。

●スタジオにも丸永製菓の商品が準備されました。

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丸永製菓株式会社オフィシャルサイト
 
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