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『きくちあいす倶楽部』

松﨑「おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
このコーナー『やさしいごはん』では、
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしていきます。
5週目の今日はスペシャル・ゲスト・バージョンです。
今日のゲストは、『きくちあいす倶楽部』芳賀祐司さんです。

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Q① お名前を教えてください。
 
(お名前・ふりがな)芳賀祐司(はがゆうじ)
(所属・役職)ついんスター代表、きくちあいす倶楽部会長
 
Q② 「きくちあいす倶楽部」の基本情報を教えてください。
 
事務局住所:熊本県菊池市旭志麓1584-4(ついんスター内)
問い合わせ電話番号:0968-37-4556
 
Q③ 出演者の方のプロフィールを教えてください。
 
2000年1月1日にアイスクリーム研究所ついんスターを開店。
今年で15年目を迎えます。
 
芳賀祐司について
昭和32年4月6日生まれ57歳A型(北九州生まれ)
アイスクリーム(乳製品)開発歴は35年
地元菊池の乳を使用し、自社製品およびPB商品
(オリジナルアイス)の受託開発、製造を行い、
年間200種類ほどのアイスクリームの製造をしています。
当社で製造しているアイスクリームは、県内はもちろん、
関東・関西をはじめ全国展開をしていますが、
海外(香港)の日本料理店でも使用されています。
とにかく、お客様を喜ばせることが大好きな職人です。
業界では、アイスクリーム界の「ブラックジャック」と呼ばれています。
 
ついんスターHP http://ice-twinstar.com/
 
Q④ 「きくちあいす倶楽部」を結成することになった
いきさつなどありましたら教えてください。
 
「きくちあいす倶楽部」の前身は
「菊池アイス推進協議会」でありました。
結成された当初はお互い各会員の情報も分からず、
地域振興局や市役所の方々の協力を得て、
13店舗で立ち上がりました。その当時は第3セクター
物産館が多く意見交換が出来ないまま会長職を
務めておりましたが、4-5年前からは、和・洋菓子屋さんの
参加が増えたりして、今年10年目を迎え、
皆良きライバルでもあり、共に菊池地域への集客を
増やすための企画案にも積極的に取り組み、行政の
補助金などに頼らず各会員一丸となって活動しております。
 
各会員全員がアイスクリームだけを
販売しているわけではありませんが、キャンペーンを通じて、
店内に置いてある別の商品の売り上げがUPしたり
夏場には厳しかった菓子店舗にも多くの人が
足を運んでくださるようになったということです。
確固たるものにするには、途中でありますが
「菊池ブランド・熊本ブランド」としての誇りを持ち続け、
とにかくお客様を楽しませることが大切だと感じています。
 
Q⑤ 「きくちあいす倶楽部」の参加店舗を教えてください。
 
母野思(ハハノオモイ)
くまさんの焼きグリ
オオヤブデイリーファーム
高司農園(アルプス)
道の駅泗水養生市場
七城メロンドーム内砦農園
七城温泉ドーム
渡辺商店
よしのや菓舗
森と山
ついんスター
 
菊池観光協会HP http://kikuchikanko.ne.jp/
 
Q⑥ 「きくちあいす倶楽部」の活動を具体的に教えてください。
 
きくちあいすキャンペーンについて
5月1日~9月末までをキャンペーン第1章とし、
各店舗の対象アイスクリーム1個購入された方に、
各店オリジナルスタンプを押印します。
スタンプを3個ためていただいたら、
4店舗目でアイス1個のサービスが受けられます。
 
また、全制覇されたお客様の中から抽選で
20名様に”きくちあいすギフト”をプレゼントします。
また、11月1日からは第2章としての
キャンペーンを予定しております。
菊池地域の温泉もまき込んで、新しい企画をスタートさせます。
菊池ならではの
「湯上がり温泉アイス:ミックスフルーツ牛乳味」も販売します。
キャンペーン以外にもロアッソホームゲームでの販売や、
菊池、熊本市でのお祭りにも参加してアイスの販売をしています。
尚、キャンペーンのスタンプ台紙は各店舗のほかに、
熊本駅、菊池観光協会、第3セクターの物産館などに
設置しております。
 
Q⑦ 「きくちあいす倶楽部」のこだわりや
ポリシーのようなものがあれば教えてください。
食材へのこだわりなどありますか?
 
主原料である乳については、菊池産を使用し、
他の原料においてもなるべく菊池産のもの、
または熊本県内産を使用し、
安心・安全な食材を基本に、おいしさを追求しています。
各会員とも、他の店舗と絶対に同じにならないような
メニュー作りにも努力しています。
各店舗、様々な職業であり、和洋菓子店、酒屋さん、
酪農家、観光農園、第3セクター等の物産館や
温泉センター、そしてアイスクリームの専門店、
それぞれ違った店舗だからこそ、
菊池地域を訪れる人たちにも楽しみがあると思います。
 
Q⑧ これまでの活動を通じて、
印象的なエピソードなどあれば教えてください。
 
お客様は県内だけではなく、福岡、大分などの
県外の方も多くいらっしゃいます。
遠方から訪れる方々は、頻繁には来店できないため
5-6人のグループで来て、「この店舗では私が頼む!」と
いう感じで、1日で全部巡るグループや、
クーラーボックス持参で全制覇される家族連れの方も
多くいらっしゃいます。
それから、短期間で廻って期間中3-4回
チャレンジする方もいます。
平日は男性の方のグループが多いです。
 
Q⑨ なにかPRしたいことなどあれば、お願いします。
 
第2章では、各店舗第1章とは違ったメニュー作りをします。
たとえば、秋・冬の特産品を使用して寒い冬でも
美味しく食べていただけるものを検討中です。
菊池は西日本最大の酪農地域であり、
乳の加工品であるアイスクリームの美味しさを
再認識していただきたいと思います。
たくさんのお客様が菊池に足を運んでくださることによって、
後継者不足で悩んでいる地元の農業者
(酪農・果実農家)にもこの活動が励みになり、
若い人たちが刺激を受けて、
農業者不足を解消させることも目的としています。
私たちは、地元菊池地域を1番大切にし、
この菊池から発信して、美味しいもの、
菊池の魅力を伝えたいと思っています。
米よし、水よし、温泉よし、そしてアイスよし!
たくさんの皆様の全制覇目指しての
チャレンジをお待ちしております。
 
ありがとうございました。
 
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