「きのこの唐辛子炒め」
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』の小島まきさんです。
Q① 小島さんの近況は?
今月末に肥後象嵌士の稲田憲太郎さんが
台湾の大学で肥後象嵌のワークショップを行う際の
スタッフとして同行することになりました。
台湾の皆さんへ熊本のお茶と
熊本のお菓子を味わってもらう予定です。
台湾の大学で肥後象嵌のワークショップを行う際の
スタッフとして同行することになりました。
台湾の皆さんへ熊本のお茶と
熊本のお菓子を味わってもらう予定です。
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
今日は今ちょうど唐辛子が実っている時期ですので、
唐辛子を使った「きのこの唐辛子炒め」の作り方をご紹介します。
唐辛子は「唐の国」から来た辛子ということで
名づけられたそうです。九州では唐辛子のことを胡椒と
呼ぶこともあり、青唐辛子と青ゆずの皮と塩を用いた
ゆず胡椒が人気です。
唐辛子には皆さんご存知の方も多いかと思いますが、
カプサイシンという辛味成分が胃の粘膜を保護してくれるため、
適量の摂取で胃痛や胃もたれを防いでくれます。
また、脂肪分解酵素を活性化させ血行の促進や
新陳代謝を促す効果もあります。
また、きのこ類には食物繊維が多く含まれていて
腸内環境を整える手助けをしてくれます。
他にも、カリウムなどのミネラルや葉酸などの
栄養素も含まれた低カロリーの食べ物として
重宝されています。
今日はきのこを唐辛子で炒め、
常備菜にして色々なものと合わせられるように作ってみました。
材料
エリンギ150g
しめじ100g
にんにく5g
赤唐辛子2本
ごま油大さじ2
塩小さじ1
米酢大さじ1
本みりん大さじ1
濃い口しょうゆ小さじ1
エリンギは3~4㎝長さに切り、
5㎜から1㎝幅の細切りにします。
しめじは石づきを切り落とし、
半分くらいの長さに切りほぐしておきます。
にんにくは皮をむき、半分の厚みに切り包丁の背で
つぶしてフライパンに入れ、油を加えて弱火にかけます。
唐辛子はヘタを切り落とし種を取り除きます。
種がとても辛いので、間違って食べたり触った手で
目に触れたりしないように気を付けてください。
それから唐辛子を小口切りにしておきます。
フライパンのにんにくがほんのり色づいて
よい香りがしてきたらにんにくを取り出し、
唐辛子ときのこ類を加え強火で炒めます。
全体がしんなりとしてきたら塩、米酢、本みりんの順で
加えながら炒め、最後に醤油を加え
サッと混ぜたら火からおろして出来上がりです。
ご飯のお供にはもちろん、豆腐やスープの具に、
サラダとして生野菜と和えたりと
活用していただけたらと思います。