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「しいたけとれんこんの炊き込みごはん」

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』小島まきさんです。
 
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Q① 小島さんの近況は?
 
今年も渋柿を干して干し柿を作っています。
昨年は張り切って100個程作り、結局多すぎたので
今年は正月飾り用に10個程作るにとどめました。
しかし、干している途中渋が抜けて柔らかくなってきた頃が
食べるのにはおいしく、2日に一個の割合で
私が食べているので正月用に残るかどうか怪しくなってきました。
 
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
 
今日は秋の味覚しいたけとれんこん、そして新米を使った
「しいたけとれんこんの炊き込みごはん」の作り方をご紹介します。
秋が深まり、生しいたけが多く出回ってきました。
しいたけはミネラルや食物繊維が豊富で
血圧やコレステロールを下げる働きがあると言われています。
また、うま味成分のグアニル酸などが多く含まれているので
料理のだしとしても多用されます。
また、れんこんにもビタミンやミネラル、食物繊維が
豊富に含まれ、ネバネバ成分のムチンには胃壁を保護し
タンパク質や脂肪の消化吸収を促進してくれる
働きがあるそうです。れんこんは皮をむいたり刻んだりして
そのまま置いておくと、色が褐色に変化しますが
この成分であるタンニンが抗酸化・抗がん・血糖値や
コレステロールの調整などに効果があると言われています。
 
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材料
 
生しいたけ150g
れんこん150g
人参50g
油揚げ25g(寿司揚げ1枚)
米3.5合
もち米0.5合
ごま油大さじ1と1/2
本みりん大さじ3
塩小さじ1
薄口しょうゆ大さじ2
昆布5㎝角1枚
 
米ともち米を混ぜ、洗って水切りし
炊飯器の場合は4合分の水に浸水し、
圧力鍋の場合は米の計量カップ4杯分の水に
15分程浸水させておきます。
 
その間に具の準備をします。
しいたけは軸を切り離し、軸の硬い部分を切り落とし
柔らかい部分は1センチ弱角に刻みます。
椎茸のカサの部分も1センチ弱の角切りにしておきます。
 
人参は5㎜くらいの角切りに、
油揚げも5㎜くらいの角切りにしておきます。
れんこんは節を取り、皮をむいて縦に8~10等分して
5㎜厚さの小口切りにしておきます。
 
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フライパンを強火で熱し、ごま油を加え温まったら
しいたけを加え良く炒めます。
あまりかき混ぜすぎずじっくりと焼いてください。
しいたけの香ばしい香りがしてきたら、れんこんを加え炒めます。
 
全体が混ざったら人参と揚げを加え炒め、
みりん、塩の順に加えみりんのアルコール分が飛んだら
火からおろしバットなどに広げて粗熱を取ります。
 
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炊飯ジャーの釜または圧力鍋に浸水しておいた米に昆布を沈め、
米の上に具をのせます。
 
薄口しょうゆを加え軽く混ぜ、炊飯します。
 
圧力鍋の方は最初強めの中火で熱し、
重りがシュンシュンと音を立てたら弱火にして5分加熱します。
 
5分経ったら火を止め、そのまま10分蒸らします。
炊き上がったら底から全体を混ぜ合わせて出来上がりです。
 
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味付けは調味料によっても違ってきますのでお好みで調節してください。
おにぎりにしておいて翌日に焼きおにぎりにするのもおすすめです。
具材も、鶏肉を加えたり豆類やさつまいもなど
色々と工夫してみてください。
 
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