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「大根とみかん、干し柿のゆず和え」

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』小島まきさんです。

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Q① 小島さんの近況は?

先日、緑川で行われた「どんどや」を見に出かけてきました。
思った以上に壮大などんどやで、
やぐらが燃えあがる迫力に圧倒されました。

Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。

今日はそれぞれ旬の大根、はっさく、ゆず、
それに保存食の干し柿を合わせた
「大根とみかん、干し柿のゆず和え」の作り方をご紹介します。
 
年末年始のご馳走を食べすぎた方や
風邪予防を考えている方におすすめの献立です。
 
大根には消化を助けるジアスターゼという酵素が多く含まれていて
消化不良や胃もたれの改善に効果があると言われています。
また、大根に含まれる不溶性の食物繊維は便秘や
肌荒れにも効果的で、他にも体内の余分なナトリウムを
排泄する働きがあるカリウムも多く含んでいます。
 
今回使用しているはっさくやゆずなどのかんきつ類には
ビタミンCが多く含まれ、美肌効果と共に、免疫力向上による
風邪の予防が期待できます。
はっさくの苦み成分であるナリンギンは、高血圧抑制や
ガンの予防に効果があるそうです。
また、今回使用した鬼ゆずは獅子ゆずとも呼ばれるそうで、
他の種類のゆずに比べると大きく、
果肉が少なく皮の部分が柔らかいのが特徴です。
今回は皮に含まれる芳香成分を活かしたかったので、
鬼ゆずを選びました。ゆず湯もこの芳香成分によって
保湿や血行促進、疲労回復に美肌効果と色々な
効能があるので料理で余ったゆずは
ぜひゆず湯にして楽しんでいただきたいと思います。
 
●材料 5~6人分
 
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大根 500g
はっさく 300g
鬼ゆず 150g
干し柿 100g
蜂蜜 大さじ1
米酢 小さじ1
塩小さじ 1/2
 
大根は皮をむき、大根の太さに合わせて食べやすい大きさで
5㎜厚さ位のいちょう切りにして、ボウルに入れ
塩を振り全体を混ぜ合わせてしばらく置いておきます。
 
はっさくは皮をむき薄皮と種を取り実を一口大にほぐします。
 
ゆずは洗ってくし形に切り、
種を除き5㎜厚さ位のいちょう切りにしておきます。
 
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干し柿はヘタと種を取り除き、粗みじん切りにしておきます。
 
はっさく、ゆず、干し柿に蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせます。
 
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そこへ塩もみしていた大根の水気を絞って加え、
米酢を加えて更によく混ぜます。
 
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甘味と酸味はみかんによっても変わりますので、
お好みで調節してください。
 
しばらく置いて柑橘の水分が馴染んできた頃が食べごろです。
 
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