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「野菜の桜まぜ寿司」

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』小島まきさんです。

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Q① 小島さんの近況は?
 
先日西区のお祭りへ出かけ、金峰山周辺で猪や鹿などを
捕獲する活動をされている方たちが販売されていた
猪肉の串焼きなどを頂きました。
近年熊本の山やその麓の地域でも野生の猪などによる
農作物の被害が増加しているそうで、
その対策の一環として現在「くまもとジビエ料理フェア」という
イベントが行われています。
熊本県内多数のレストランが参加されていますので、
各店舗にお問い合わせの上お出かけいただきたいと思います。
 
くまもとジビエ料理フェア2015
 
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
 
今日は「野菜の桜まぜ寿司」の作り方をご紹介します。
今回、一足早く春の気分を味わうために桜の花の塩漬けを使ってみました。
桜の塩漬けは八重桜の花びらが主に用いられますが、
塩漬けをすることで糖が分離してクマリンという香りの成分が
生成されその香りによって血行が促進されたり、
冷え症や関節痛の改善などに効果があると言われています。
また、この香りには落ち込んでしまった気を払い
心身の安定を図る作用もあるそうですので、
今回のように料理に取り入れたりまたは塩漬けを
お湯で溶いて桜茶として楽しんだりと活用していただきたいと思います。
 
材料3~4人分

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米2合
合わせ酢
米酢50ml
さとう大さじ1と1/2
塩小さじ2/3
 
小かぶ50g
ラディッシュ50g
塩小さじ1/2
クレソンまたはセリなど30g
寿司揚げ1枚30g
卵1個
桜の塩漬け5g
 
米はさっと磨いでざるに上げ、浸水させずにすぐに炊飯します。
小鍋に合わせ酢の材料を入れ、
砂糖が溶けるまで火にかけ冷ましておきます。
 
卵を固ゆで卵にしておきます。小鍋に水から卵を加えて火にかけ、
沸騰したら火を弱め9分~10分ほど茹で流水にさらして冷まします。
 
揚げは油が気になる場合は熱湯をかけて油抜きし、
フライパンで弱火で両面をこんがりと焼いておきます。
それから5ミリ幅の角切りにしておきます。
 
小かぶとラディッシュはヘタと根を除き食べやすい大きさで
5ミリ幅にスライスし塩を振り全体を混ぜ合わせておきます。

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クレソンなどの青菜は熱湯でさっと茹でざるに上げ、
根を除いて5㎜のざく切りにして水気を絞っておきます。

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桜の塩漬けは10分程水にさらして塩抜きし、
水気を絞って細かくみじん切りにしておきます。
 
米が炊き上がったら飯台または陶器の大皿に移し、
合わせ酢を半分かけてしゃもじで切り混ぜうちわで扇ぎ、
さらに残り半分の合わせ酢をかけて混ぜうちわで粗熱を取ります。
 
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茹で卵は皮をむき、白身と黄身に分けざるなどでこしてそぼろ状にします。
 
寿司飯に卵の黄身以外の材料をすべて混ぜ合わせ、
器に盛り付け最後に卵の黄身を飾ります。
 
あっさりとした野菜寿司ですので食べ応えを増すためには
刺身やイクラ、スモークの魚や肉などお好みで加えて楽しんでください。

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※スタジオで試食したもの↓

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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
 
詳しくはここ↓