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「株式会社 モンベル」

企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日は「株式会社モンベル」のヒミツに迫ります。
 
「株式会社モンベル」は、日本のトップクライマー辰野勇が、
1975年の28歳の誕生日に設立したアウトドア用品メーカーです。
本社は大阪市にあります。
 
また、株式会社モンベルを含むモンベルグループは、
アウトドア用品の製造、卸、販売、イベント運営企画、
保険業、旅行、飲食、出版などをてがける総合グループです。
 
今日お話を伺ったのは、
株式会社モンベル 広報部係長渡辺賢二さんです。
 
Q1「モンベル」という社名の由来を教えてください。
 
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フランス語で「美しい山」という意味です。
 
Q2「モンベル」は、どんなイメージの会社を目指しているのですか?
 
世界で愛される登山用具やアウトドアグッズの開発を目ざして、FunctionisBeauty(機能美)”と“Light&Fast(軽量と迅速)”をコンセプトに商品開発を行っています。
 
Q3「モンベル」はたくさんの商品を販売されていますが、
もっともヒットした商品はなんですか?
いつごろ、発売された商品ですか?
どれくらい売れたものですか?
 
人気商品はおかげさまで多数ございますが、
ロングラン商品は世界から絶賛されている雨具、寝袋です。

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また今の季節のものですと一般的に言われているウルトラライトのダウンジャケットがあります。これは最近他社様も見た目には似たようなものを販売されていますが、弊社が開発し、2001年から販売しているベストセラーです。このシリーズは毎回リニューアルし、最高級モデルには世界最高品質ダウンを採用し、世界最軽量ダウンジャケットとして、世界的に権威がある賞を受賞いたしました

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Q4上記商品の開発ポイントがあれば教えてください。
 
弊社はいずれの商品も単なるファッションとして開発することはございません。弊社スタッフ=登山などアウトドアの達人集団が「自分たちのほしいもの」をイチから開発し、糸1本1本の素材から見直し、究極のウエアを開発しているのです。ヒットを狙うのではなく、市場にない究極のものを開発し、それは登山者だけでなく、一般の方にとっても満足度の高い商品を比較的お手頃なお値段でお届けしておりますので、多くのお客様からご指示をいただいているのかもしれません。
 
Q5「モンベル」では、大量のアイテムを扱っていると思いますが、
現在、総アイテム数はどれくらいですか?
特色ある商品などあればご紹介ください。
 
約4,000点と登山&アウトドア用品メーカーとして世界一取り扱いが多いです。また直営店ではこれに輸入品や仕入れ商品を含めれば、約1万点を超えるかと思います。アウトドア用品はもちろん、書籍や防災用品、旅行用品など一般の生活をされている方にも便利なものを多く取りそろえております。また多くのウエアは究極の軽量化を目指しておりますので、重い服で肩こりや疲れる方に、またご旅行の際にも持ち運びに便利なコンパクトに畳めるウエアやバック類なども大変好評です。
 
Q6「モンベル」の商品の中で、こんな珍しいものも扱っている」的な
アイテムがあれば、いくつかご紹介ください。
 
弊社代表の辰野が「山に登って、絶景を眺めながらお茶を点てて飲みたい」という思いから作られた「野点セット」
コンパクトな携帯用野点セットです。茶せん、茶杓、いずれも携帯性を重視してサイズを小さくした特別仕様。茶碗はメラミン製で割れにくく、アウトドアに最適です。巾着の底部と側面には緩衝材としてスポンジを入れてあります
 
Q7「モンベル」の商品の中で、
この季節おススメのものなどあれば、いくつかご紹介ください。
 
・春のトレッキングシーズンに向けて、軽量コンパクトなレインウエア
・かたたむと手のひらサイズの保温性抜群のダウンジャケットやウインドブレーカーなど
 
Q8「モンベル」の歴史の中でもっとも印象的な出来事は何ですか?
 
今年40周年を迎えて歴史を振り返ってみますとあまりに多くの出来事がありましたので、短時間ではお話出来ませんが、私個人としては「アウトドア義援隊」の活動でしょうか。阪神淡路大震災の際に弊社代表が立ち上げ、東日本大震災時には震災直後から会社を挙げて支援活動をしたことです。登山やアウトドアの活動は有事の際に大変役立つことが多いのです。即ち被災者は直後はインフラに頼れない状況に追い込まれるのです。それは衣食住を全て自力でかなわまなくてはいけないのです。これは登山やアウトドアの技術が一番役立つのだと阪神の際に気づき、東日本の時は直後から人・もの・金を出して、活動しました。また全国に100店舗弱ある直営店では被災地で活動出来ないが、思いを届けたいお客様のために支援物資を受付、自力で被災地の個人にお届け出来たことです。これは2トントラックで約150台分になります。
 
Q9そのほか「モンベル」に関する面白いエピソードなどあればお願いします。
 
昨年夏より約67年続く山の雑誌「岳人」を中日新聞社より引継ぎ、出版事業に参入を開始しました。「岳人」に関しましては現役の登山者だけでなく、登山を引退された方や初心者の方はもちろん、山や自然に関心の高い方にもお読み出来るように文学や写真を多く使用し、また夢枕獏氏をはじめとした著名の作家の方にも加わっていただき、書物や図鑑として親しまれております。
 
Q10本日(2月26日)に
南阿蘇店がオープンだそうですが、詳細を教えてください。
 
2月26日、世界有数の大型カルデラと雄大な外輪山を持つ阿蘇山の南麓に、モンベルストアがオープンします。店舗の場所は、阿蘇五岳を一望できる、県道28号沿い「あそ望の郷くぎの」の一角。モンベル・フレンドエリアでもある南阿蘇は温泉や湧水にも恵まれ、四季を通じて山や川へと大自然を遊び尽くせるフィールドが広がっています。
・登山装備、自転車レンタルサービス
 
・オリジナル商品:世界有数の大型カルデラと雄大な外輪山を持つ阿蘇山の「阿蘇五岳」をデザインしたプリント入り軽量サーモマグカップとTシャツを販売します。
・イベント:(南阿蘇店出発解散)2月28日(土)
 
南阿蘇村主催イベント(南阿蘇店出発解散)
現地ガイドによるトレッキングツアー4コース×40名予定
元絢香やスーパーフライの音楽プロデューサーでアウトドア家の四角大輔氏トークショー

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Q11そのほか、オススメの商品、サービス、
キャンペーンなどPRしたい案件があればお願いします。
 
・ノベルティー:\3,000以上お買い上げの会員さまへノベルティプレゼント数量限定
南阿蘇店限定オリジナルTシャツやマグカップを販売いたします。
 
「株式会社 モンベル」オフィシャルサイト
 
本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
 
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