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「春キャベツと厚揚げの酢みそ和え」

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』小島まきさんです。
 
Q① 小島さんの近況は?
 
桜が満開の時期にイベントや配達などで車で出かけることが多く、
今年の花見は車窓からとなりました。
今年は例年以上に熊本城周辺に県外ナンバーの車や
レンタカーが多く走っていて、国内外からの観光客の方が
増えていることを実感しました。
 
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
 
今日は今が旬の春キャベツを使った
「春キャベツと厚揚げの酢みそ和え」の作り方をご紹介します。
 
キャベツは江戸時代にオランダから伝来したということですが、
そのときは観賞用で食用として広がり始めたのは明治期以降だそうです。
今回使用する春キャベツは巻きが緩く柔らかいのが特徴で、
冬が旬のしっかりと巻いたキャベツとは品種が異なります。
キャベツの主な栄養成分としては、キャベジンとしておなじみの
胃の粘膜を保護する働きがあるビタミンUや免疫力や
美容に効果があると言われるビタミンC、
そのほか様々なミネラルがあります。
 
今回は水溶性のビタミンであるビタミンCの成分を損なわないように、
キャベツを塩もみして生で調理してみました。
季節の変わり目で体調に変化が起きやすい時期ですので、
酢やみそなどの発酵食品と組み合わせて
調子を整えていただきたいと思います。
 
材料4人分
 
春キャベツ200g
厚揚げ200g
塩小さじ1/4本
みりん50cc
米酢大さじ2
麦みそ70g
三つ葉3~4本

茶豆_きゃべつ.jpg
 
キャベツと三つ葉はさっと洗い、ざるに上げて水気を切っておきます。
 
キャベツの芯を除いた葉の部分を手で一口大に小さくちぎり、
ボウルに入れて塩を振りよく混ぜ合わせておきます。
芯は細かく刻んで加え混ぜます。
 
三つ葉はさっと湯どおしして食べやすい長さに刻んでおきます。
 
それから酢みそを作ります。
小鍋にみりんを入れて弱火にかけ、アルコール分が飛んだら
米酢を加え一息置いて火を止めます。
すり鉢またはボウルに麦みそを入れ、
少しずつみりんを加えながらよくすり混ぜます。
みそによって塩分が違いますので味見して調節してください。
 
厚揚げの水気を切り、サイコロ状に切ります。
油が気になる方は湯通ししてください。
 
キャベツの水分を絞り、厚揚げと共に酢みそで和えます。
器に盛り三つ葉を散らして出来上がりです。
これからの季節はたけのこやアスパラ、山菜や新玉ねぎなど
春の食材が豊富になります。
酢みそを作って冷蔵しておくと弁当の一品にも
応用が効くと思います。是非お試しください。

茶豆_出来上がり.jpg
 
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