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ジャパンフリトレー株式会社

企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日は「マイクポップコ-ン」、「ドリトス」などでおなじみ、
「ジャパンフリトレー株式会社」のヒミツに迫ります。
 
ジャパンフリトレーは、日本でスナック菓子を製造販売しているお菓子会社です。
主な定番商品は、ポップコーンの「マイクポップコーン」、
トルティーヤチップス「ドリトス」、
そしてコーンパフ「チートス」などです。
また、これらの定番品以外にもユニークな新商品や話題性のある
コラボレーション商品などを積極的に展開しています。
 
お話を伺ったのは、ジャパンフリトレー株式会社
マーケティング本部(主任)の真田知秀さんです。
 
Q1「ジャパンフリトレー」という社名の由来を教えてください。
 
POPYOURTIME.png

長らくアメリカの大手スナック菓子メーカー「フリトレー」社の
ブランドを日本で展開しているため
「ジャパンフリトレー」という名前になっています。
アメリカのフリトレーがなぜ「フリトレー」という名前かというと、
その昔「フリト」と「レイ」という2つの会社が合併してできた会社だからです。
フリト社は「フリトス」、レイ社は「レイズ」というブランドの商品を扱っており、
社名にSを付けただけですが、それぞれフリトスというコーンチップスと、
レイズというポテトチップスのブランド名が会社名になっていました。
これらのブランドは、今でもアメリアで発売されています。
レイズは日本でもお買い求めいただけます。
 
Q2「ジャパンフリトレー」は、どんなイメージの会社を目指しているのですか?
 
私たちジャパンフリトレーのコーポレートステートメント、言い換えれば会社のスローガンのようなものですが、それが「PopYourTime.あなたにひとつ上のワクワクを」というものです。
 
ここには、ただ消費するだけのスナックではなく、持つことであなたらしくなったり、毎日をイキイキとアクティブに過ごせるようになったり・・・そんな商品をおとどけすることで、わくさんのワクワクを体験してもらいたいという想いが込められています。
 
ですので、フリトレーの商品を見たらワクワクする!いつも楽しいことをやってるな。と思っていただけるような会社を目指して日々頑張っています。
 
Q3「ジャパンフリトレー」の歴史の中で一番のヒット商品は何ですか?
その商品はいつごろ、どんなきっかけで開発されたものですか?
 
今から30年以上も前になりますが、「マイクポップコーンバターしょうゆ味」です。
青と白の縞々のパッケージに入ったポップコーンと言えば、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

バターしょうゆ味 50g(最終).png
 
フレーバー開発の決め手は「和」を取り入れたことです。
日本での販売当初から、各メーカー塩味と共にバター、キャラメルなどのフレーバーも展開していたポップコーン市場ですが、馴染みのない味わいと共になかなか浸透しなかったようです。
そこで開発したのが、北海道名物「焼きとうもろこし」のようなしょうゆ味。
1983年(昭和58年)に新発売された「マイクポップコーンバターしょうゆ味」は、日本人が大好きな香ばしい香りとバターのコクとしょうゆのしょっぱい味付けで、ポップコーン市場に一石を投じ、ヒット商品となりました。この和風フレーバーは時代に合わせてリニューアルを重ね、いまなおファンの多い商品です。
 
Q4上記商品の開発ポイントがあれば教えてください。
 
発売以来、ずっと変わらない味で、定番の味としてお客様に認めて頂いていること。
マイクポップコーンは、バターしょうゆ味という当時では斬新だった和洋折衷の味わいを日本で初めて展開したポップコーンです。
また、定番の「バターしょうゆ味」とは別に様々なフレーバーも開発しています。
最近ではあまじょっぱい塩キャラメル味というフレーバーが発売中です!
 
Q5「ジャパンフリトレー」と言えば、「ポップコーン」ですが、
おススメの食べ方などありますか?
 
意外な食べ方ですが、アイスクリームなどの甘いものと一緒に、ポップコーンを食べると非常に合います。
ポップコーンは生地自体がタンパクですので、ほかの食品との食べ合わせがしやすい食べ物なので、甘いものでも違和感なく食べ合わせられます。また、バターしょうゆやチーズ、塩味などの塩気が、甘いものと合わさることでさらに味わいが引き立ちます。
 
手前味噌ですが、今月発売の「マイクミックスキャラメル&しお味」も同様です。これはキャラメル味のポップコーンと塩味のポップコーンが一つの袋に入った新商品ですが、甘いものとしょっぱいものを交互に食べることで止まらないおいしさです。
 
Q6「ジャパンフリトレー」の歴史の中でもっとも印象的な出来事は何ですか?
 
ジャパンフリトレーは、もともとは今までご紹介してきた看板商品、「マイクポップコーン」の製造販売からスタートした会社です。設立当初は「マイクポップコーン㈲」という名前で、それから名前を変えつつも、長らく米フリトレー社の傘下でした。マイクポップコーン㈲設立から半世紀余りを経た2009年に、同じスナック菓子メーカーのカルビーグループの一員になりました。
 
Q7そのほか「ジャパンフリトレー」に関する
面白いエピソードなどあればお願いします。
 
実は、マイクポップコーンはその昔、社長のあだ名がマイクだったから商品名をそのままマイクポップコーンにした?という説がまことしやかに社員の間でささやかれています。
 
Q8そのほか、オススメの商品、サービス、
キャンペーンなどPRしたい案件があればお願いします。
 
今月発売の「マイクポップコーンキャラメルリッチキャラメル味」がお勧めです。

リッチキャラメル味75g(最終).png
 
じっくり煮詰めたキャラメルをポップコーンにたっぷりコーティングしているので、本格的な味わい深いキャラメルの風味とキャラメルのサクサク食感が楽しみいただけます。自信を持っておすすめする、安心安全の国産キャラメルポップコーン、リッチキャラメル味を皆様どうぞお試しください!
 
ジャパンフリトレー株式会社 オフィシャルサイト
 
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