「おんぶもっこプロジェクト」
今日は、おんぶもっこプロジェクトの
田代佳織さんと武田まき子さんがゲストでした。
田代佳織さん:ママそら☆くまもとスタッフ。
ママの輝きから社会を明るく・元気にとのテーマから、
おんぶもっこプロジェクトの立ち上げに至る。
武田まき子さん:おんぶもっこプロジェクト縫製&広報担当。
被服科で学んだ経験を活かし、
おんぶもっこのデザイン縫製・広報活動に力を入れている。
◆「おんぶもっこプロジェクト」について。
おんぶもっこプロジェクト
熊本市東区長嶺西2-6-43
問い合わせ
メール : ombumokko@gmail.com
電話 : 096-221-9424
サイト
オンラインショップ
facebookページ
◆そもそも「おんぶもっこ」とは何ですか?
どんな特徴がありますか?
おんぶもっことは、熊本の天草・牛深地方に伝わる
おんぶ紐のことで、古くから地域に根差した
育児グッズとして愛されてきました。
特徴は、布に紐のついたシンプルな作りで、
パパでもママでもサイズ調整なしで使え、
眠ったらそのまま布団になったり、授乳ケープになったり、
おむつ替えシートになったり、チェアベルトになったりと
色々な使い方ができるところです。
高い位置でおんぶができるので、
赤ちゃんの脳やバランス感覚の発達を促します。
赤ちゃんとお母さんの心臓の位置が近くなることから
赤ちゃんが安心し、もっこでおんぶをするとすぐに眠ります。
おろして、おんぶ紐を外すという動作や
バックルを外すといった音がしないので、
そのまま寝かしつけができるのも助かります。
おんぶの風景を広げたいという思いから
「おんぶもっこ」と名付けていますが、
抱っこもできるスーパーグッズです。
コンパクトにたため、いざというときには
防災ずきんとしても使えるため、ぼうさいもっことして、
被災地でも使っていただいています。
どんな活動をしているのですか?
具体的に説明をお願いします。
熊本生まれの育児グッズもっこを日本中に、
そして、世界中に広げたいとPR活動や
製作・販売を行っております。
5月からくまモンスクエアでもお取扱いいただいており、
熊本に観光でいらした方にももっこの存在を
知っていただいたいます。
最近では、韓国・台湾・アメリカ・中国などからも
サイトにアクセスしてくれるようになり、
もっこが世界に広がり始めているのを感じます♪
また、前抱っこで育児をする人が増えている中、
おんぶができると赤ちゃんをあやしながら家事ができ、
ストレスが減りますよ~と案内していたところ、
おんぶをしたことがないという人があまりにも
多いことに驚き、おんぶの仕方をレクチャーする
おんぶもっこ交流会を開催しています。
おんぶの仕方について私たちも勉強するうちに、
赤ちゃんに負担のかかる抱っこや
おんぶをしている人が多く、
赤ちゃんの発達(寝返りやはいはい)に
遅れが出ているという話を聞いて、
赤ちゃんがごきげんになり、発達を促す、
「心と体の成長を助ける抱っことおんぶ」を
伝えていきたいと頑張っています!
◆「おんぶもっこプロジェクト」をスタートしたきっかけは?
子育て支援活動をする天草出身の仲間が紹介してくれた
もっこを紹介したいと、ママそら☆くまもとという
子育てママの支援団体で“もっこ交流会”を開いたところ、
びっくりするくらいの人が集まり、もっこブームに火が付きました。
そんなときに、天草の地元では、もっこを作っていた
お店が閉店したり、使う人が減っているとの声を聞いたりして、
「もっこの火を絶やしたくない~」と、縫製が得意な人や
プロデュースが上手な人が集まってスタートしました。
現役ママに商品開発で集まっていただいて、
現代のママ目線で、デザインや機能性を改良して、
「おんぶもっこ」は誕生しました。
今では、SGマークの基準の検査を受けて、
自信を持ってお使いいただけるもっこへと成長しています!
テレビや雑誌・新聞などにも取り上げていただいて、
初めてのところにもっこ交流会でお邪魔しても、
テレビで見て知っていましたとか、
友だちがブログに書いていましたという声が聞かれて、
もっこを知ってくれている人が増えている~~~!と
実感しています。
今では、全国から問い合わせやご注文をいただいています!
◆活動通じての印象的なエピソードなどあれば、お願いします。
おんぶもっこ交流会に参加された方が、
「産後初めてこんなに背筋が伸びた!」とか、
「これでご飯が作れます!」とか、
「ぐずってた赤ちゃんが泣きやんで笑った~」と
いった感動の声を聞かせてくださることです。
おんぶもっこを通して、お母さん同士がつながったり、
ちょっとした育児の相談ができたり、
イベントに誘い合ったり、
困ったときに助け合えたり・・・
核家族で子育てしているところが多いので、
同じくらいの月齢の赤ちゃんを育てている
ママ同士のつながりは、自分の経験からもとっても心強いですね。
もっこを通してそんなあったかい輪をつないでいきたいです。
また、おばあちゃん世代の方々は、おんぶで子育てをされた
経験がおありなので、もっこでおんぶしていると、
その世代の方にお声掛けいただくことがあります。
おばあちゃん世代の方々と子育て世代の方をつないで、
社会全体で子どもを見守っていけるような活動が
できたらと思います。
◆「おんぶもっこ」が欲しいという方は、どうすればいいですか?
熊本市内では、もっこ愛にあふれる3店舗さんに
お取り扱いいただいています。
試着などもお試しいただけます。
えびす屋餅本舗EBISUCAFE
住所:熊本市東区広木町30-53
電話:096-369-0429
スタジオリトルボックス
住所:熊本市南区出仲間5-2-8出仲間店舗102
電話:096-274-3567
日本お米協会(shop:旅とデザイン)
住所:熊本市中央区白山3丁目2-182階
電話:096-221-7495
熊本市内までは、遠いという方や
贈り物に送ってほしいという方へは、
オンラインショップでの販売もありますので、
おんぶもっこのサイトをご覧ください。
インターネット環境がない方は
お電話でのご注文も受け付けています。
096-221-9424
◆今後、日本の子育てする環境が、
どんな風になればよいと思われますか?
子育て支援のメンバーとの会話の中で、
「おんぶが好きなお母さんは、
自分の子どもを見ながら社会も見ている」
という話で盛り上がったことがあります。
子どもを産み育てているからこその想いを社会にも
届けていけたらと思います。
おんぶで子育てする人が増え、日本で昔から受け継がれてきた
おんぶの風景を取戻し、赤ちゃんとお母さんとの絆を深め、
子育てが楽しいと感じる人が増えてくれたらと思います。
もちろん、男女兼用で、パパの育児参加を促し、
お父さんが子育てに参加するのは当たり前という社会に
していきたいです。また、おんぶをすることで、
行動しやすくなるなどの観点からも、
外に出やすく、時間も取れるようになり、
まちなか活性化に繋がることを期待しています。
◆熊本県民にPRしたいこと、今後の活動予定、
お知らせなどあれば教えてください。
熊本県民の皆様が応援してくださって、おんぶもっこは
県外からも注目していただける育児グッズになりました。
独身の方から、早くもっこが使いたいので、
結婚して子ども産みたい~なんていう声も聞かれますので、
あこがれの育児グッズになれるように、頑張って
いきますので、これからも応援よろしくお願いいたします。
8月21日から31日まで南坪井のイクイップメントフロアにて、
おんぶもっこ展2015を開催予定です。
懐かしの元祖もっこやオリジナルもっこを多数展示販売予定。
期間中スペシャルメニューも登場予定です。
子育て中の方はもちろん、
もっこに興味を持って下さるみなさんに
ご来場いただけますとありがたいです。
「おんぶもっこプロジェクト」オフィシャルサイト
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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
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