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「今からでもわかる!アベンジャーズ!」

「FMK MorningGlory」
毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
毎週、松崎ひろゆきが選んだ映画をご紹介しています。
 
今日は、「今からでもわかる!アベンジャーズ!」と題して、
現在公開中の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を
中心に、「マーベル」の生み出したヒーローたちをご紹介します。
 
この「アベンジャーズ」ですが、「マーベル・コミック」の
ヒーローたちが結成したドリームチームのことです。
「マーベル」という会社は、1950年代にアメリカの人気漫画の
出版社として誕生し、さまざまなヒーローものコミック。
いわゆる「アメコミ」を生み出してきました。
経営が厳しい時期もあったのですが、2009年にディズニーの
関連会社となってからは、コミックだけでなく、
映画の分野でヒットを連発。この「アベンジャーズ」の
シリーズは、映画史を塗り替えるヒットシリーズとなっています。
 
この「アメコミ」というジャンルがちょっと日本人には
わかりにくい点もあるんですが、日本のマンガで例えるなら、
「少年ジャンプ」のようなたくさんのヒーローマンガを
擁するブランドだと考えて下さい。
つまり「アベンジャーズ」とは、「少年ジャンプ」の
「ドラゴンボール」と、「聖闘士星矢」と、
「ワンピース」と「NARUTO」の主人公たちが、
地球の危機を救うためにひとつチームを作ったようなものなんです。
ここまで、いいですか?
つまり主役級のヒーローが戦隊を組んでいる・・・
これが「アベンジャーズ」ということなんです。
 
その「アベンジャーズ」のメンバーを詳しくご紹介していきましょう。
 
チームのリーダーを務めるのは、「キャプテン・アメリカ」。
彼は、第二次大戦中に血清によって身体能力を極限まで高められたヒーロー。
氷の中で仮死状態になっていたのが現代に蘇ったという設定です。
いわゆる「アメリカの正義」を体現したような真面目なキャラです。
(長いこと眠っていたので、ちょっと現代に馴染めていないところを、
他のアベンジャーズのメンバーから突っ込まれることもあります。
いわゆるヒーローの王道・品行方正で正義感にあふれたキャラクターです。
 
その「キャプテン・アメリカ」と共同リーダーを務めるのが、
「アイアンマン」。
彼は、トニー・スタークという大富豪であり天才発明家で、
自ら開発したパワースーツをまとい「アイアンマン」として活躍します。
その性格は、女好きで夜遊び大好きの不良中年社長トニー・スターク。
「キャプテン・アメリカ」とは、正反対ですが、
ヒーローらしくないところが魅力でもあります。
今回、彼の弱い一面が原因となって、大きな事件が起こることになります。
 
もう1人の天才科学者が、ブルース・バナーという人で、
ガンマ線を浴びたことによって、怒ると緑色の巨人
「超人ハルク」に変身します。
しかし、ハルクになると暴走してしまうのが玉にキズ。
パワーに関しては、「アベンジャーズ」のメンバーでも
ナンバーワンの怪力キャラです。
「マイティ・ソー」は、北欧神話の神様がベースになっていて、
アベンジャーズ最強クラスの能力を持っています。
雷をあやつり、彼しか持つことができない
無敵のハンマーを武器として戦います。
 
単独主演映画はないのですが、重要なメンバーがあと二人。
ひとりは、「アベンジャーズ」のクール・ビューティこと
「ブラック・ウィドウ」。
あらゆる武器を扱う技術を身に着けているスーパー・エージェント。
スカーレット・ヨハンソンが演じていることもあって、
ファンの多い美人キャラクターです。
実写版「峰不二子」みたいなイメージを持ってもらうと
いいかもしれません。
 
そして、超人ばかりの「アベンジャーズ」の中で唯一、
フツーの人間であるホーク・アイ。
どんな的でも射抜く天才アーチャーです。
人間だからこその悩みも抱えていて、今回の映画の中でも、
もっとも重要な台詞を言うのが彼です。注目してください。
 
他にもいろいろと登場人物がいるんですが、主要メンバーは以上の6人。
 
それぞれのヒーローを主人公にした作品を観ていないとしても、
だいたい今言ったことを抑えておけば、
今回の作品を楽しめると思います。
ということを抑えて、最新作をご紹介しましょう。
 
今日ご紹介する「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」も、
実は去年公開された
「キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー」が
重要な伏線になっています。
「ウインター・ソルジャー」のラストで、
「アベンジャーズ」と共闘してきた秘密組織「シールド」に
「ある大きな変化」が生じます。
その状況を受けての今回の「ウルトロン」の冒頭シーンと
なっていますので、そのあたりの事情を知らないと、
ちょっとビックリする展開かもしれないオープニングシーンです。
 
タイトルにある「ウルトロン」というのは、
アイアンマンであるトニー・スタークが作った、
人工知能の平和維持システム。
彼は、自分たちの手に負えない強大な敵が来た場合を想定し、
この禁断のシステムを起動させます。
しかしウルトロンは暴走し、「究極の平和」を実現するため、
平和を脅かす唯一の存在である人類を抹消しようと、
様々な攻撃を始めます。
人類の危機にアベンジャーズは再び集まり、
ウルトロンと戦うことになりますが・・・。
 
ちなみにこの「アベンジャーズ」、
それぞれのキャラクターが全然違うのがミソで、
チームワークはあんまり良くなかったりします。
特に今回、「アイアンマン」と「ハルク」と
「キャプテン・アメリカ」の間で何かが!
このチーム内の微妙な人間関係が、アベンジャーズの
次の作品にも反映されるということですから、見逃せません。
特に、エンドクレジットのところで、
重要な伏線が披露されたりしますので。
最後まで映画館を出ないで鑑賞してくださいね。
 
と、このように、1つの映画が次の映画の重要な伏線になっている、
アベンジャーズ・シリーズ。
1つの作品として観てもいいんですが、
全体を通して観るとより楽しめるので、
夏の休暇を利用して、DVDでおさらいするのもおすすめです!
まだ、噂の段階ですが、「マーベル・コミック」の
もうひとりの大スター「スパイダーマン」も
この「アベンジャーズ」のシリーズに参戦するようです。
気になりますねェ。
 
9月19日(土)には、最新のマーベル・ヒーロー作品
「アントマン」も公開されます。この作品も、
「アベンジャーズ」シリーズとリンクしてくるんでしょうか?
もう「マーベル」作品と冠がついていると1本たりとも
見逃せないと思ってしまいますね。
これまで、この手の作品は敬遠していたあなた、
公開中の「ウルトロン」あたりが入門編としては
最適かもしれませんよ。劇場で是非体感して下さい。
 
今日ご紹介した「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■シネプレックス熊本
■イオンシネマ熊本
で、現在公開中です。
 
さて、ここでプレゼントのお知らせです。
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のグッズを
たくさん入手しましたので、
番組をお聴きの皆さんにプレゼントします。

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オリジナル・USBメモリー× 1
オリジナル・Tシャツ(Lサイズ)× 1
オリジナル・ノート× 1
オリジナル・キーチェーン× 1
オリジナル・コースター× 1
 
すべて「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のグッズです。
プレゼント希望の方は、
あなたの1番好きな映画のタイトルを書いて、応募してください。
(アベンジャーズ作品以外でもかまいません)
 
(宛先)
メール : glory@fmkumamoto.jp
FAX : 096-355-5200
 
(締め切り) 本日(7月28日)中
 
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」オフィシャルサイト 
 
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