6月28日(木)の名盤は…
ある世代には懐かしく、
またある世代には新鮮に響く名盤の数々を紹介する「名盤iNaDAY」。
”梅雨”、先週に引き続き雨にちなんだ名盤を紹介しました。
今日紹介したのは、ボブ・ディランの「雨の日の女」。
ボブ・ディランは今年でキャリア45年、
長きにわたって第一線で活躍しているアーティストですが、
「雨の日の女」は、彼の数多いヒット曲の中でも、
1966年に全米2位のヒットとなった代表作の一つです。
マーチ風のリズムは楽しげなものの、ほとんどメロディのない、
しゃべるような歌なのに、よく全米2位になったな、と感じてしまいます。
同時代のもう一人のアメリカの天才、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンが、
この曲について「確かに詩的だが、音楽を破壊するものだ」と評しています。
逆に言うと、それぐらい革命的だったわけです。
そんな彼は今でも現役で活動を続け、
なんと、 去年リリースしたアルバム「モダン・タイムズ」は、全米No.1に輝いています!