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10月2日のマツザキ・レコードは

今日紹介したのは、 

ワッツ・ゴーイン・オン / マーヴィン・ゲイ

かつてローリング・ストーン誌は、70年代を代表するベスト・アルバムに

彼の「ワッツ・ゴーイン・オン」を選びました。

モータウン・レコードにとっても史上最高の売上を記録した作品であると同時に、

初のトータル・コンセプト・アルバムでもありました。

彼はワシントンDCでキリスト教のカリスマ的牧師として知られる父親の

もとに生まれました。家庭環境の影響もあり、常に自信なさで不安定だった

といいますが、同時に彼にはたくさんの才能が与えられていました。

歌やピアノ、ドラムスなどの音楽的才能だけでなく、

アメリカン・フットボールなど運動のセンスもずば抜けていました。

しかし、プロ・スポーツ選手になる夢は、父親の反対で早々と絶たれた為、

ますます音楽”R&B”にのめり込んだと言われています。

僕にとっては、

「歌」にはパワーがある、そんな事を教えてくれた1人が彼です。