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タロットカード殺人事件

今日紹介したのは、現在公開中の映画「タロットカード殺人事件」です。

「アニーホール」などの作品で知られる巨匠、ウッディ・アレンの最新作。

前作「マッチポイント」にひき続き、ロンドンを舞台に、

ヒロインにスカーレット・ヨハンソンを迎えた、コメディタッチのミステリーです。

ウッディ・アレンと、スカーレット・ヨハンソンが「にわか探偵コンビ」となって

捜査を繰り広げる様子は、アガサ・クリスティーのマープル夫人や、

名探偵ポワロをほうふつさせ、ロンドンの風景も合わさって

クラシックな雰囲気の上質なエンターテイメントになっています。

休暇を利用してニューヨークからロンドンにやってきた、

ジャーナリスト志望の女子大生・サンドラは、ひょんなことから

死んだはずのジャーナリストから、青年貴族ピーターにまつわる

スクープを聞かされます。特ダネをつかむため、

彼女は三流マジシャンのシドと組んで、ピーターに近づくのですが・・・。

ピーターを演じるのは、「プレステージ」でもスカーレットと共演していた

ヒュー・ジャックマン。甘いマスクと、端正な身のこなしは、

イギリスの上流階級にピッタリマッチしています。

そして、ひときわ光っているのが、スカーレット・ヨハンソンの存在感。

そもそも、この作品自体、前作でスカーレットを起用したウッディ・アレンが

彼女を気に入って作った映画ということで、

メガネ姿、水着姿、お嬢様風・・・と、いろんな姿で楽しませてくれます。

アレンに負けない、マシンガンのようなセリフの応酬も見もの。

スカーレットは、今年撮影のアレンの新作でもヒロインをつとめるそうです。

巨匠をメロメロにした彼女の魅力をぜひスクリーンで確かめてください。

映画「タロットカード殺人事件」は、 ■Denkikan で、現在上映中です。

「タロットカード殺人事件」オフィシャルサイト 

http://www.wisepolicy.com/scoop/