「松竹」のヒミツ
今日は「松竹」の名前のヒミツを教えてもらいました。
出演は、Denkikan・熊本松竹の田中支配人です。
Denkikan・熊本松竹は、ひとつのビルの中にあり、
街中に残った数少ない映画会社としてセレクトされた、
良質の作品を提供しています。
「松竹」の名前の由来について教えて下さい。
創業者「大谷竹次郎」氏の”竹”、
「白井松次郎」氏の”松”からとったものです。
この2人は双子の兄弟で、姓が違うのは、松次郎が養子に出たため。
もともとは、兄・大谷竹次郎が1895年(明治28)京都で演劇興行を
行なったのがその始まりです。
その後、弟松次郎も演劇に興味をもち2人で仕事をしていたところを、
1902年(明治35年)1月3日付の大阪朝日新聞にこの2人をもじって
「松竹(マツタケ)の新年」という記事が掲載され誰ということなく、
「松竹(マツタケ)の芝居」というようになり、松竹合資会社をおこした。
そして、映画の方は遅れること25年、1920年(大正9年)に、
ヘンリー小谷監督、中村鶴蔵主演の「島の女」を
松竹第一回作品として上映。
日本最初のトーキー「マダムと女房」1931年(昭和6年)
日本最初のカラー「カルメン故郷に帰る」1951年(昭和26年)
も松竹映画です。
Denkikan HP http://www.denkikan.com/index_pc.html
現在は、最新作「母べえ」が公開中です。
これからのおすすめの作品を教えて下さい。
2月2日から公開の「結婚しようよ」です。
吉田拓郎の大ファンである『夕凪の街 桜の国』の佐々部清監督が、
夢にまで見た全編“拓郎ソング”でいっぱいの心温まるヒューマンドラマ。
家族思いの父親を演じるのは三宅裕司。その妻役に真野響子、
娘役に『ラブ★コン』の藤澤恵麻と中ノ森BANDのAYAKOがふんする。
映画「結婚しようよ」のHP http://www.kekkon-movie.com/