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「フジバンビ」のヒミツ

黒糖ドーナツ棒でお馴染み「フジバンビ」の名前のヒミツに迫りました。

かどの駄菓子屋 株式会社「フジバンビ」は、

創業昭和23年、兵庫県姫路市。今年60周年を迎えます。

今日は代表取締役社長 吉田高成さんにお話をうかがいました。

「フジバンビ」という名前の由来について教えて下さい。

創業者は藤原守雄氏、創業者が会社を興すときに藤原のフジを、

日本一の富士山に例えて冨士製菓となりました。

そして昭和40年代に5円のバンビあられが全国的にヒット。

その後、他社がバンビの商標を持つため、フジのバンビあられに

名称を変更して登録商標を取得(菓子に使用出来るバンビは日本の

菓子メーカーが持っている)。業界では、社名の冨士製菓よりもフジさん、

または、バンビさんとして親しまれています。

その後、社名をフジセイカとブランドのフジのバンビあられを並べ、

当初は漢字の富士とカタカナのバンビをつなげて富士バンビとしましたが、

昭和60年にドーナツ事業に伴い、

全てをカタカナの「フジバンビ」として商標登録。

現在の株式会社フジバンビとなったんです。

ちなみに、称号の「かどの駄菓子屋」は、

昭和58年にエッセイストの水間満遊美さんの創作。

これは元の本社、現在の島崎工場が角にあり、

アラレやかりんとうを製造していため作られたもので、

これも商標登録されている。また、黒糖ドーナツ棒に使用している

「南の国からお届けしますロマンをくるんで太陽便」も同じ時期に

水間満遊美さんの創作。黒糖ドーナツ棒は、全国周知名称、

いわゆる全国的に広く知られた商品名であることを

特許庁から認証され商標登録されているんです。

吉田社長は今上海にいらっしゃるそうですね?

そうなんです、東アジアへの輸出にむけての合同商談会で

今上海に来ています。これからは、黒糖ドーナツ棒・蜂蜜ドーナツ棒の

海外バージョンが販売されるんですよ。

日本でももちろん、

黒糖ドーナツ棒、阿蘇ジャージー牛乳蜂蜜ドーナツ棒を皆さんのお手元に♪

かどの駄菓子屋 フジバンビ HP → http://www.fujibambi.co.jp/index.html