2月14日(木)の名盤は…
今日はELOことエレクトリック・ライト・オーケストラを紹介しました。
1971年にイギリスで結成されたELOは、
その名の通りチェロ2本とヴァイオリンの3名の弦楽奏者をメンバーに加えた
“世界で最小のオーケストラ”と呼ばれたロック・バンド゙です。
最初のうちはシンフォニックでプログレッシヴな大作志向でしたが、
2代目リーダー、ジェフ・リンのポップな音楽性が
どんどん前面に押し出されるようになって、
本国イギリスはもちろん、アメリカや日本でもヒットを連発します。
このジェフ・リンという人、60年代ポップスや、
何と言ってもビートルズの影響が大きいなんていうものではなく、
“研究家”と言っても過言ではないほど。
その情熱を本家にも認められて、ジョージ・ハリスンのアルバムや、
“ビートルズ25年ぶりの新曲”と話題になった
「フリー・アズ・ア・バード」のプロデュースを任せられています。
今日紹介した”ホレスの日記”は、彼らがセールス的に絶頂期だった
1979年の全英トップ10ヒットです。グズで冴えないモテない男が、
一目惚れした女の子に、ありったけの勇気を振りしぼって告白し、
想いが叶うというハッピーなラヴ・ソングです。
現実には歌のようにうまくいくとは限りませんが、
うまくいかせるためには勇気が必要なのは確かです。
この歌では彼がウジウジしている時、こんな天の声が聞こえてきます。
「恐がらないで、ドアをノックしてごらん。これは君の人生なのです。
さあ、自分の力で、しっかり大地を踏みしめて。
そうすれば必ず素晴らしい人生が待っています。
君にならできる。さあ、がんばって。」
今日はValentine's Day…♪