4月8日(火)のマツザキ・レコードは
今日は、
Rockit / Herbie Hancock を紹介しました。
ハービー・ハンコックは、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の
ジャズ・ピアニストで 作曲家としても活躍してます。
1960年代以降のジャズ・シーンをリードするジャズの第一人者であり、
ストレートアヘッド・ジャズ、フュージョン、ジャズ・ファンクなど
多彩なジャズ・スタイルの最先端を走っている方ですね。
彼の歴史を簡単に振り返ると、1960年プロとしてデビュー。
1963~68年はマイルス・デイビス・クインテットのメンバーとして活躍。
70年代以降もジャズ・ファンクの『ヘッド・ハンターズ』、
アコースティック・ジャズ人気を復活させたVSOPクインテットの各作品や
ジャズとヒップホップを合わせた作品『フューチャー・ショック』など、
ジャズの新しい時代を切り開く 話題作を発表してきました。
音楽と電子工学で博士号を持つ彼ですが、JAZZミュージシャンとして
また、電子音楽の第一人者として、今でも音楽を追求しています。
今日お届けしたのは、83年の発表のその『フューチャー・ショック』からですが、
グランドミキサーDSTのDJスクラッチを取り入れたこのフレーズは
世界中で大ヒットし、 今でもいろんな番組で使われてますので、
聞き覚えがある方も多いでしょう。
このスタイルは、この後のクラブ・ミュージックの方向性を
決定付けたのではないでしょうか?