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5月27日のマツザキ・レコードは

今日は、 

フット・ルース  / ケニー・ロギンス を紹介しました。

さて、80年代はサントラの時代でもあったんですが、

その代表格が「フラッシュダンス」、「トップガン」、「フットルース」です。

この3枚、ディスコ/ダンスあり、バラードあり、ロックありといった風に、

けっこう似通った構成に なっていることが分かります。

当時のディスコフロア同様、オールジャンル、ごった煮状態なのです。

フットルースはなんといっても表題曲「フットルース」が有名ですよね。

1曲目から、いきなり踊らせます。

軽快なドラムでカッコよく始まり、フェードアウトしないで終わる曲なので、

フロアでは 最初から最後までかかっていました。

歌うのはケニー・ロギンス。ビルボード一般チャートで3週連続トップでした。

70年代の人気ポップロックデュオ「ロギンス&メッシーナ」のころから

活躍していた人ですが、 この曲で初の1位を獲得し、

大ブレークを果たしたというわけです。

2年後にあのトップガンの挿入歌「デンジャー・ゾーン」で

再び大ブレイクしましたね。

フットルースにはこのほか、ロック/ダンス系のヒット曲である「ネバー」

「ダンシング・イン・ザ・シーツ」、 「レッツ・ヒア・イット・フォー・ザ・ボーイ」、

バラードの大ヒット曲「オールモスト・パラダイス」 なども収録されています。

ところで、このフットルース。映画のストーリーは特に難しいことはなく

「米国の保守的な田舎に引っ越してきた都会のダンス少年が、

村人の冷たい視線を乗り越えて、 派手なディスパーティーを

開こうとがんばる…」といったあらすじでした。