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「ベビースターラーメン」のヒミツ

今日は、おやつカンパニーの「ベビースターラーメン」の

名前のヒミツに迫りました。

出演は、株式会社 おやつカンパニーの林 信彦さんです。

株式会社 おやつカンパニーは、

スナック菓子の製造・販売を行われています。

中でも、ちびっ子のおやつとしておなじみの商品「ベビースターラーメン」は、

お菓子界のロングセラー商品です。

昔ながらの「ベビースターラーメン」のほかに、

ベビースターを発展させた麺のスナック「ドデカイラーメン」「ラーメン丸」、

またフランスパンをチップスにした「フランスパン工房」などがあります。

「ベビースターラーメン」という名前の由来について教えて下さい。

1959年の発売に際して、子供向けのお菓子、ラーメンのお菓子ということで

「ベビーラーメン」とつけました。

1971年に商品仕様を改定した際に、

「子供たちの中で一番となるように」という願いを込め

「ベビースターラーメン」に商品名変更しました。

なぜ子供向けのラーメンのお菓子を開発したのですか?

当時の開発秘話などがありましたら教えて下さい。

当社工場では当時、即席めんの製造をしていました。

当時は工場の設備もままならず、たくさんの麺のかけらがこぼれ落ちました。

それを見た創業者の松田由雄(故人)が「もったいない」と

こぼれる前に袋に受け、従業員におやつとして渡していました。

それが好評で従業員・近所の方々が次から次へと

その麺のかけらを欲しがり、

「そこまで人気があるのならいっそのこと商品化してみては?」というのが

ベビースターラーメン誕生のきっかけです。

偶然から生まれたアイディアですが、お菓子としてそのまま食べるには、

味のつけ方、麺の太さ、長さなど全て考えなければならず、

また、子供向け商品として、天然の原料を使って味付けするなど、

細部までこだわりを持ち商品設計をしたようです。

おすすめの商品を教えて下さい。

●ベビースターラーメン ソーセージ (30円タイプ・50円タイプ)

子供さんも大好きなソーセージ味のベビースターラーメン。

甘くジューシーなポークの旨味に、ペッパーでアクセントを効かせた

ソーセージ味です。

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●ベビースタードデカイ焼そば 夏しお

野菜と肉を炒めた塩焼そばを「ドデカイ焼そば」で再現しました。

夏に食欲をそそるスパイスのきいた塩味で、

キャベツ・たまねぎを練り込み野菜の甘みを活かした味になっています。 

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おやつカンパニーのHPはこちらです→ http://www.oyatsu.co.jp/