Superfly(スーパーフライ)
今日は「Superfly」をブックマーク。
愛媛出身の越智志帆を中心に大学のサークルで結成され、
同じく愛媛出身のギタリスト、多保孝一と共にSuperflyとして
去年の4月にデビューしました。
ところがデビューから7ヶ月後の11月には多保孝一が、
コンポーザー/アレンジャーに転向。
つまり作曲/編曲に専念するという理由で脱退してしまいました。
大ブレイクするまであと一歩という、
アルバムもリリースされていない時期でのメンバーの脱退というと、
なんとなくマイナスなイメージになるような気がしませんか?
このまま失速してしまわないかという余計な心配をしたりもしたのですが、
今年に入ってからドラマの主題歌やCMタイアップなどで、
より多くの人の耳に届くようになり、着実にファンを増やした結果、
5月14日にリリースされた1stアルバムは、
2週連続で1位だったマドンナを抑えて、オリコン初登場1位となりました。
先ほども言った通り、メンバーの脱退を経て、
現在は越智志帆のソロ・プロジェクトとなったSuperflyですが、
バンドサウンドを表現する事にこだわり、
敢えてSuperflyというバンド名を使い続けています。
この姿勢にまさにSuperflyの魅力が現れているような気がします。
セクシーさをアピールしたR&B系でも、
ウィスパーボイスでか弱い感じのカフェ・ミュージック系でもなく、
とにかく力強くて、30代からすると80年代の女性ロックボーカルに通じるような
ちょっと懐かしい感じさえするんですよね。
例えば浜田麻里とかSHOW-YAとかパーソンズとかプリンセス・プリンセスとか。
どの女性ボーカルも決して細くない、骨太なボーカルでしたよね。
実際、Superflyのボーカルの越智志帆は、
80年代の女性ボーカリストも当然聴いていたであろう
60年代~70年代のロックやソウルの影響を受けているようで、
1stアルバムのジャケットの写真もヒッピースタイルで、サイケデリックな
デザインになっています。
ぜひ30代以上の人にもチェックしていただきたい1枚です。