ラジオな人々「橋本久美」さん
ラジオ業界のプロフェッショナルたちの仕事ぶりに迫るこのコーナー。
今回のゲストは・・・何万枚とあるCDやレコードの中から
オンエアするためのサウンドを探してくれるFMKレコード室のスタッフ。
番組スタッフの無理難題にも、対応してくれる、
FMKの音楽的司令塔といえばこの方「橋本久美」さんです。
~~~~~~~~~~~~プロフィール~~~~~~~~~~~~
1985年 音楽専門学校を卒業後、レコード店で働き始める。
1996年 FMKの番組スタッフとなる。
POWER REDIO 「MORNING WALKER」
POWER REDIO 「D.D.4to7」のスタッフを担当。
1998年以降は、FMKのレコード室を担当、現在に至る。
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FMKのレコード室の仕事を教えてください。
番組で使用したCDの返却、レコード会社から届いた新譜を、
番組スタッフが使用できる状態にする(読み方の確認や、CDの補強、
OAに関して解禁などがかかっていないかどうかなどをチェック)
紙資料を整理など、レコード会社から届いた音源を放送に繋がるように
作業して、管理すること」がレコード室の毎日の基本の仕事です。
いまの仕事の一番面白いところはどこですか?
レコード会社から届くアーティストの新しい作品、
その作品の情報に仕事を通して、日々触れることができるところが
一番面白いです。又、その作品を通して、レコード室のスタッフや
番組スタッフと会話が弾むところも楽しみのひとつです。
いまの仕事の一番難しいところはどこですか?
レコード室には現在、レコードとコンパクト・ディスクを合わせると、
10万枚程の作品が在庫として在ります。
それらの在庫を管理していくことはスペースなどの物理的に厳しく、
やむを得ず「棚卸し」の作業を行っているんですが、
番組での使用頻度、発売当時の話題性やセールスデータ、
音楽の歴史上必要かどうかなど・・いくつかの基準を設けて進めていますが、
毎回、難しいと感じています。
あなたにとってラジオとは何ですか?
楽しみのきっかけをつくってくれる「楽しみ案内人」です。