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手嶌葵(テシマアオイ)

今日は福岡出身のシンガー「手嶌葵」をブックマーク。

2006年に公開された映画「ゲド戦記」で、

挿入歌「テルーの唄」を歌っただけでなく、

ヒロイン「テルー」の声まで務めるという大抜擢で、

私達の前に登場したことは、記憶に新しいと思います。

その後、去年10月にリリースされた2ndシングル「奇跡の星」は、

これまた映画「北極のナヌー」のテーマソングということで、

この番組の「キネマのススメ」でもご紹介しましたが、

6月4日にリリースされた3rdシングル「虹」も、

なんと映画「西の魔女が死んだ」の主題歌になっています。

この映画は児童文学のベストセラー、梨木香穂さんの

「西の魔女が死んだ」を映画化した作品です。

主人公は中学生の少女”まい”。中学に入学して間もない頃、

学校へ行くことが苦痛になってしまったまいは、お母さんの提案で、

おばあちゃんの元で過ごすことになります。

おばあちゃんとの生活の中で自然に触れあい、

生きる楽しさを見つけていくというストーリーなんですが、

自分の命も他人の命も粗末にするような痛ましい事件が多い最近、

「生きる」という感覚が何となく希薄になってきているのかなとすら

感じてしまうんですが、そんな今だからこそおすすめの一本です。

そして映画をさらに引き立てているのが、

手嶌葵の歌う主題歌なんですね。

この映画「西の魔女が死んだ」は、

シネプレックス熊本、ワーナー・マイカル・シネマズ熊本・クレア、

TOHOシネマズ光の森で現在公開中です。